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中学受験の勉強法を科目別に解説!子どものやる気をキープするコツも紹介
子どもの将来の選択肢を増やす一つの方法として、中学受験を選ぶ家庭が増えてきています。「中学受験をさせるか検討中だが、どのような勉強をする必要があるのかを知りたい」とお考えの保護者も多いでしょう。
この記事では、科目ごとの勉強法や子どものやる気をキープするコツについて解説していきます。京進独自の取り組みも紹介していますので、中学受験を検討している方も、受験させると決めている方も、ぜひ最後まで読み進めてください。
◆本記事の目次
それぞれの科目の点数を上げる勉強法
中学受験では、国語・算数・理科・社会の4科目を試験科目としている学校が多くあります。いずれもバランスよく勉強していくことが大切ですが、やみくもに問題集や過去問を解くだけでは良い結果が期待できないかもしれません。
ここからは、それぞれの科目の点数を効果的に伸ばす勉強法を紹介します。ぜひ参考にしてください。
●国語:読解力を身につけよう
国語には、文章に書かれた情報を正しく読み取る読解力と、その情報を整理して文章に表す表現力が求められます。この力を伸ばさずに、感覚で問題を解いてしまう人は成績を上げるのが難しいかもしれません。
点数を上げるためには、読解力と表現力を伸ばすことを目指して、とにかく多くの問題を解きましょう。多くの文章に触れ、問題に慣れておくことで、文章の要点を正確に読み取る力と、自分の考えを文字にする力が身につきます。
●算数:基本問題から勉強を始めよう
算数には、問題文を正確に読み解き、すばやく答えを導き出す瞬発力が求められます。その力を養っていくためには、基礎となる計算力を身につけた上で、それぞれの問題で必要とする解き方を網羅しなければいけません。
そのため、まずは基礎的な問題をすばやく確実に解いていくための訓練をしましょう。地力を徐々に伸ばしていくことで、発展問題や応用問題に対応する力が養われ、様々な問題が解けるようになります。また、実際の入試において差がつくのは実は難問ではなく基本問題だということを念頭に、基本を確実に”できる”ようにしておきたいところです。
●理科:基礎知識を身につけて苦手分野をなくそう
理科は、いくつかの分野から成り立っている科目です。しかし、受験する学校によって全分野からまんべんなく出題されるケースと、分野を絞って出題されるケースがあります。点数を上げるためには苦手分野をなくし、どのケースにも対応できるように対策を取らなければいけませんが、意外と見落としがちなのは計算問題です。理科の計算力への対応はぜひ身につけておきたい力です。
受験に向けては、まず1冊の問題集をやりきることをおすすめします。様々な問題に触れることで、自然と苦手な分野も見えてくるはずです。1つの問題集を解き終えて基礎知識を身につけたら、苦手な問題の復習を繰り返してみましょう。
●社会:分野ごとの関連性を意識しよう
社会は、地理・歴史・公民の3分野に分けられています。中学受験では、1つの分野に特化した問題が出されるだけでなく、複数分野に関連した問題が出題される傾向にあるため、個々の分野の関連性を意識して知識を深めていきましょう。
歴史の勉強をする際には「これは日本のどこで起こったことだろう」と地理のことも意識しつつ進めることをおすすめします。分野に関連性を持たせていくことで、より深い理解が期待できるでしょう。
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子どものやる気をキープ・上昇させる方法
小学生は精神的に未発達な年代であり、自己管理能力もまだまだ十分ではない年頃です。そのため、勉強へのモチベーションキープには保護者のサポートがかかせません。
サポートを円滑に進めていくためにも、子どものやる気を保つ・上昇させる方法を知識として蓄えておきましょう。
●明確な勉強のスケジュールを立てる
子どものやる気を保っていくためには、勉強のスケジュールを明確にしていくことが大切です。まずは親子で話し合って、年間スケジュール・月間スケジュールを立てていきます。その際には、模試や入試本番などの具体的な日程も盛り込みましょう。
大枠が決まったら、1週ごと・1日ごとにどのような取り組みをしていくのかを決めます。科目別の勉強時間目標など、詳細に計画を立てていきましょう。
●「できたこと」を褒めてあげる
子どもがモチベーションを保つのに効果的な方法は、褒めてあげることです。目標の点数に達した、予定通りに勉強ができたなど、子どもが「できたこと」があれば優しく褒めてあげましょう。自分の行動を親に評価してもらうことは、子どもにとって何よりも嬉しいものです。
奮起させようとして怒ったり叱ったりすることは、あまり得策とはいえません。できなかったことではなく、できたことに目を向けていくマインドが求められます。
●勉強を「楽しい」と思えるような環境づくり
勉強そのものに意欲的に取り組んでいくための環境を整えることも、やる気のキープにおいては重要といえます。具体的な環境整備方法の一つは、塾に通うことです。塾に通うことで、同じ目標を持った同世代の仲間と出会える可能性が高まります。時には励まし合い、時には競い合うことで勉強へのモチベーションは高まっていくでしょう。
また、勉強にゲーム的な要素を取り入れるのも一つの方法です。勉強した時間に応じて「達成ボーナス」をあげる、テストで90点以上を取ったら欲しい物を買ってあげるなど、ゲーム的な報酬システムを設けることもやる気の維持には有効な手段といえます。
●勉強以外の時間を大切にする
子どもの健やかな成長のためには睡眠がかかせません。睡眠時間を削って勉強をするようなスケジュールは立てさせないようにしましょう。眠る時間を十分に確保することで、記憶の定着も図れます。
また、勉強のみに没頭するのではなく、リフレッシュできる時間を持つことも大切です。ときには友だちとの遊びや趣味に時間を割き、ストレスを発散させてあげましょう。精神的なバランスを取っていくことで、勉強へのモチベーションも保てます。
中学受験の勉強と子どものモチベーションを両立できる学習塾「京進の中学・高校受験TOPΣ」
学習塾「京進の中学・高校受験TOPΣ」は、「ひとりひとりを大切に」とテーマを掲げて運営を続けてきました。効率的に学びを深めつつ、子どもたちが楽しく受験に取り組んでいくために様々な工夫を凝らしています。ここからは、京進の中学・高校受験TOPΣが持つ特徴や独自のカリキュラムについて解説します。
●脳科学に基づいた効率的かつ効果的な学習メソッドを導入
京進の中学・高校受験TOPΣは、脳科学に基づいた効率的な学習方法である「週実テスト」と「循環発展学習法」を導入しています。
「週実テスト」では、学習した単元の確認を週ごとに行い、知識を着実に身につけます。合格ラインに達しなかった場合には再テストを実施し、合格点に達するまで繰り返し行います。
また、学び終えた内容の復習を発展的な内容で行う「循環発展学習法」にも力を入れています。さらに高度な内容の問題を解き直すことで、より知識を深めることを狙いとしているのです。
得た知識を長期的な記憶として定着させ、学習効率を高めていくこの2つの学習法は、保護者からも人気を得ています。
●「褒める指導」で子どもの自発性を育む
京進の中学・高校受験TOPΣは「褒める指導」にも力を入れている塾です。宿題をしてきた、自習を1時間行ったなど小さなことでも、「スマイルカード」「ほめカ」によって褒めることで、子どものモチベーションアップを図っています。
小さな達成体験を積み重ねていくことで、子どもの自発性は徐々に高まっていくでしょう。勉強だけではなくあらゆる面において、自分で何かを進めていく力は重要なスキルです。
●通常授業は19時まで!家庭でのリラックスタイムも確保できる
京進の中学・高校受験TOPΣでは、通常授業を19時までに終了させるカリキュラムを組んでいます。そのため、塾で効率的に勉強し、家ではリラックスも兼ねて遊ぶというメリハリのある生活が送れるのです。
効率的な学習メソッドを導入しているため、塾で勉強する効果もしっかり実感できる体制を整えています。無理をさせすぎることなく、効果的に勉強を進めていきましょう。
お子さまのペースに合った勉強法を見つけましょう
様々な科目を勉強しなければいけない中学受験ですが、それぞれの特徴を把握し対策を練ることで、合格率アップが期待できます。子どものやる気の維持を意識しつつ、科目別の効率的な勉強方法を理解した上で学習を進めていきましょう。
京進の中学・高校受験TOPΣでは、中学受験をサポートするための万全な体制を整えています。中学受験を検討している方から勉強方法を見直したい方まで、お問合わせください。
自ら学ぶ力を鍛え有名中学から最難関中学まで、
入試を突破できる実力を養成する京進の中学・高校受験TOPΣの「中学受験対策コース」