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中学受験で初めての面接試験!定番の質問・試験官が見ているポイント・対策方法を解説

2023.01.01

中学受験で避けて通れないのが面接です。多くの中学校が面接を実施しており、回答やマナーなどが合否に影響します。ですが中学受験で初めて面接試験を受けるため、「面接対策は何をすればいいの?」とお困りの方は多いようです。

そこで、この記事では面接試験で定番の質問や、試験官が注目するポイントを解説します。子どもへの定番質問だけでなく、保護者がよく聞かれる質問もピックアップしているため、親が参加するタイプの面接の準備もできるのではないでしょうか。さらに、自宅でできる面接対策もお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。

◆本記事の目次

主な中学受験の面接の形式

中学受験の面接で失敗しないためには、志望校の面接形式を把握しておくことが重要です。面接形式は大きく3つに分かれており、子どもが1人で面接を受ける「個人面接」と複数の子どもが一緒に受ける「グループ面接」、子どもと保護者が一緒に受ける「親子面接」があります。形式を把握して練習しておけば、本番でも動じることなく対応できるでしょう。

●個人面接:子どもが1人で面接を受ける

子どもが1人で面接を受ける「個人面接」は、5分から20分ほどの時間で実施されます。面接時間は学校ごとに大きく異なるので、事前に塾の先生や受験を経験した人に尋ねておくと安心です。

実際の面接では、入室後に受験番号と氏名を伝え、面接官の質問に答えて退出するのが一般的な流れとなっています。

●グループ面接:複数の子どもと一緒に面接を受ける

グループ面接は、5人くらいの受験生を同時に面接するスタイルです。面接官の質問に1人ずつ答える学校もあれば、子どもたちだけで話し合いを行い、結果を面接官に報告する学校もあります。

ほかの受験生と話し合いをする場合、普段とは違ったプレッシャーを感じるかもしれません。本番のスタイルに慣れるためには、事前に何度も同じような形式で練習しておく必要があります。1人ずつ質問に答える場合、所要時間は20分ほどの場合が多く、その場合、1人あたりの時間は4分程度になると予想されます。

●親子面接:子どもと保護者が一緒に面接を受ける

親子面接は、子どもと保護者が同じ部屋で面接を受けます。子どもだけでなく、保護者の練習も必要になり、親子で考えを一致させておくことが重要です。

志望動機や家庭環境について質問される場合が多いので、しっかりと回答できるように準備しておきましょう。面接時間は学校によって異なり、数分から30分ほどかかります。


子どもによく出題される質問内容と模範解答5選

面接でどんな質問をされるのか断定することはできません。そのため、さまざまな質問に対応できるよう準備しておくのがベストです。まずは、よく出題される質問の準備をしておきましょう。出題頻度が高い質問内容と模範解答は、以下の5つです。

●志望動機

面接で必ずと言っていいほど聞かれるのが、志望動機です。数多くの中学校がある中で、なぜその学校を選んだのかハッキリ答えられるように準備しておきましょう。

自分が好きな部活や勉強したいことに熱中できる環境が整っているなど、具体的な理由があれば、熱意を伝えられます。さらに、オープンスクールで在学生が楽しそうにしていたという理由も、学校に関心を持っていると好印象を与えることが可能です。

「中学受験の志望動機」について詳しく知りたい方は、関連記事「中学受験の志望動機はどう答える?願書の作成や面接に役立つ方法を紹介」をご覧ください。

●過去の自分について

自分の過去について聞かれるケースも少なくありません。運動会や修学旅行などテーマを1つ決めて、小学校での思い出を話せるように準備しておきましょう。私生活や受験勉強、習い事でがんばったこともテーマの1つとして効果的です。

●これからの自分について

これからの自分についてもよく聞かれます。入学してからがんばりたいことや、新しく挑戦してみたいことを具体的に伝えると好印象です。例えば、「理科のテストで毎回クラス1位になりたい」や「陸上部で全国大会出場を目指したい」など具体的に表現できるとよいでしょう。

さらに、目標達成に向けてどんな行動・活動をしようと考えているか伝えると、口だけでなく本当に努力しようとしていることが伝わります。大人になってしたいことや、将来の夢を交えて話すのも効果的です。

●自分自身の長所と短所

自分の長所と短所も話せるように準備しておきましょう。長所と短所を話す上で重要なのは、自分のことを客観的に見ることができるかどうかです。過大評価や過小評価を避け、素直に答えるのが一番です。短所を答える際は、どのように解決しようと考えているかも回答すると好印象です。

●最近気になるニュース・読んだ本について

学校の勉強以外にも、見聞を広げようとしているか問われる場合があります。最近気になるニュースや読んだ本の感想などを準備しておくとよいでしょう。

見聞きしたことに対する自分の感想を求められているので、難しいニュースや本に挑戦する必要はありません。子どもでも理解できる情報に触れ、感想を自分の言葉で伝えられるようにまとめておきましょう。

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保護者によく出題される質問内容と模範解答3選

親子面接を受ける際、保護者に対する質問をイメージできずにお困りの方が多いようです。子どものように小学校の思い出を聞かれることはありませんが、志望動機を聞かれる可能性は極めて高いでしょう。さらに、子どもの性格や家庭での教育方針についても質問される場合があるので、模範解答を紹介していきます。

●子どもの性格について

親が愛情を持って子どもに接しているかを確認するために、子どもの性格について質問されます。親子関係が良好であることや、子どもへの愛情が伝わるように回答しましょう。

具体的には、日頃の子どもとの会話の内容や、休日の様子などを伝えることが重要です。子どもが打ち込んでいる習い事や、家族旅行の思い出を話すのもよいでしょう。

●志望動機

志望動機は、高確率で聞かれる質問の1つです。受験校の魅力や特徴を踏まえて、自分の子どもと相性がよいことをアピールしましょう。「親の希望で受験した」という回答は、子どもの主体性が低いという印象を与えてしまうので、要注意です。

さらに、子どもの回答と食い違いがあった場合、「親の押しつけで受験させたのでは?」と疑念を抱かせる可能性があります。「子どもが興味を持っている科目をたくさん勉強できる環境が整っている」や、「部活動を見学した際に、チームワークに魅力を感じた」など受験校ならではの特徴を踏まえて、具体的に伝えるとよいでしょう。

●教育方針

学校と家庭の間でのミスマッチを防いだり、保護者が学校の方針を理解しているか確認したりするため、親が考えている子どもの教育方針を問われることがあります。対策として、入学説明会やパンフレットなどで、受験校の教育方針をチェックしておきましょう。

回答する際は、受験校の教育方針と、家庭での教育方針を交えながら回答するのがベストです。教育方針に共感できたポイントを重点的に伝えることで、好印象を与えられるでしょう。

例えば、「将来国際社会で活躍できる人材に成長するように、英会話スクールに通っている。貴校は英語に力を入れており、3年後の成長が期待できる受験校を選んだ」というような具体的な方針を交えた回答がおすすめです。


面接時に試験官が見ているポイント

面接時は、質問に答えることに集中するだけでは不十分です。試験官は質問の回答だけでなく、マナーや服装、立ち振る舞いなどにも注目しています。質問への回答が優れていても、そのほかのポイントが悪ければ、不合格になることも。面接時は、特に以下の2点に注意しましょう。

●マナー

マナーは、試験官が注目するポイントの1つです。入室・退出時の振る舞いや言葉遣いには注意しましょう。挨拶や座っているときの姿勢などは、あらかじめ習慣化しておけば面接でも自然とできることなので、事前に練習して身につけておくことをおすすめします。

言葉遣いに関しては、「はい」や「いいえ」、「です」「ます」といった基本的な丁寧な話し方を覚えておくことが重要です。

●服装

「服装の乱れは心の乱れ」と言われるように、心の落ち着きは服装に表れます。面接のときだけ服装を整えようとしても、時間が経つといつも通りのリラックスした状態に戻ってしまいがち。日頃から服装を整える習慣を身につけておくことが重要です。

制服がある小学校に通っている場合は、学校の制服を着て受験します。小学校の制服がない場合は、小学生らしい服装で問題ありません。保護者は、グレーや紺、黒のスーツで臨みましょう。どのような服装がよいか迷った場合は、デパートやショップの店員に確認するのが無難です。


家庭でできる中学受験の面接対策

きちんと準備せずに本番を迎えると、面接時は緊張と不安で自分の本来の力を発揮できません。そのため、事前に練習しておいて、受験当日は自信を持って面接に臨めるようにしましょう。家庭でできる中学受験の面接対策は、以下の3つです。

●定番の質問への回答を用意しておく

定番の質問には確実に答えられるよう、回答を準備しておきましょう。あらかじめ回答を決めておけば、本番でスムーズに答えられます。

試験当日までゆとりを持って考えられるので、親子で話し合いながら回答をまとめておくとよいでしょう。学校までの経路を聞かれる場合があるため、実際の通学ルートで学校に行ってみるのもおすすめです。

●子どもの面接練習の相手をする

保護者が試験官役になって、面接の練習をするのも効果的です。ですが、ずっと親が試験官役をしていると子どもの緊張感が緩んでしまい、本番でいきなり相手が試験官に変わることで緊張しすぎてしまう恐れがあります。

そのため、可能であれば塾の先生や小学校の先生に協力してもらい、相手を変えながら練習するとより効果的です。実際の面接で話すのは初対面の相手なので、子どもが初対面の相手に試験官役をお願いするのもよい練習になるでしょう。

●回答に余裕が出てきたらマナーもチェック

練習を重ねると、余裕を持って回答できるようになるでしょう。最初の頃よりハキハキ回答できるようになったら、マナー対策を開始するタイミングです。

入退室の仕方や座り方を確認していきましょう。さらに、「です」「ます」を正しく使えているかチェックしておくことも大切です。


中学受験は試験対策が重要だが面接対策も押えておきたい

この記事では、中学受験の面接試験で定番の質問や、試験官が見ているポイント・対策方法を解説しました。「志望動機」や「自分の長所・短所」、「最近気になるニュースについて」などは、聞かれる可能性が高い定番の質問です。時間をかけて準備を行い、スムーズに回答できるようにしておきましょう。

試験官は回答の内容以外にも、マナーや服装に注目しています。面接本番は緊張してしまい、普段の自分が出てしまうので、緊張した中でもマナーや服装を整えられるように自宅で練習しておきましょう。

面接が完璧でも、入試テストの点数が低ければ、不合格になる場合があります。入試テストの準備も、早めに取りかかることが重要です。自宅で学習することも大切ですが、学習習慣が身についてない小学生では、計画を立てて勉強するのが難しいでしょう。

そこでおすすめなのが、中学受験の対策ができる学習塾を利用することです。数ある塾の中でも「京進の中学・高校受験TOPΣ」は、中学受験に特化したコースが用意されています。志望校別に細かい指導を実施しており、脳科学に基づいた勉強法で、学んだことが効率的に定着するのが特徴です。

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