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【受験の持ち物リスト】必要不可欠なもの・あったら便利なものを紹介
受験を成功させるためには、日々の積み重ねが大切だということは言うまでもありません。また、いよいよ本番となったときに普段通りの力を発揮するために、そして当日、平常心を保つために「持ち物」という観点は外せません。
「受験当日には何を持っていったらいいのだろう」「直前になって焦らないようにしておきたい」と考えている方向けに、この記事では受験に必要な持ち物を解説します。
私立・公立にかかわらず中学受験・高校受験・大学受験など、すべての受験で参考になる持ち物リストを紹介していますので、ぜひ最後まで読み進めてください。
◆本記事の目次
受験に必要不可欠な持ち物リスト
受験の際には、受験票や筆記用具、腕時計など持っていくべき持ち物がいくつかあります。どれか一つを忘れただけでも受験に大きな影響を与え、場合によっては時間のロスなどにも繋がっていくでしょう。
ここでは、受験に必要不可欠な持ち物を9点解説します。
●受験票
受験に必ず持っていくべき持ち物の一つは「受験票」です。受験票なしでは試験を受けられないこともあるため、必ず持参するようにしましょう。忘れると試験会場に入ることすらできない場合もあります。雨に濡れたり折れ曲がったりしないよう、クリアファイルに入れて持っていけば安心です。
また、最近はWEBでの出願ができる学校が増えています。WEBで出願した場合は、事前に受験票の印刷を忘れないようにしましょう。
●身分証明書
受験票の紛失時やトラブルに遭った時に備えて、「身分証明書」も受験の際には持っていきましょう。特に、受験票を失くした時には身分証明書があることで試験を受けられる可能性が出てきます。
学生手帳や学生証などいくつかの種類の身分証明書がありますが、学生証さえあれば問題ありません。
●筆記用具
受験時には筆記用具が必要となるのは当然ですが、揃える内容に不備がないかをしっかりと確認しておきましょう。最低限、シャーペン・シャーペンの芯・鉛筆・消しゴム・ボールペンは筆箱に入れておく必要があります。
試験中、床に落としても焦らず対応できるよう、シャーペン・鉛筆・消しゴムは2つずつ用意しておくと安心です。
●テキストやノート類
勉強してきた知識の最終確認をしたい場合には、休憩時間に確認できるテキストやノート類を持っていきましょう。過去に間違えた部分がわかるよう、テストの直しノートなどがあるといいでしょう。
しかし、荷物になる・確認する時間が多くないなどの点から、たくさん持っていくのはおすすめできません。
●腕時計
受験にあたっては、腕時計の持参も必須です。基本的に受験は時間との戦いであり、どのように時間配分をしていくかが非常に重要です。試験会場に時計がない場合や、時計が遠くて時間が分からない場合があるため、手元で時間を確認できるようにしましょう。
しかし、荷物になる・確認する時間が多くないなどの点から、たくさん持っていくのはおすすめできません。
●現金・ICカード
受験当日、公共交通機関の支払い・昼食や飲み物の購入など、支払いが必要になる場合は多くあります。そのため、現金やICカードを忘れないようにしましょう。
ICカードのみでは支払い不可の場所もあるため、念のため両方持っていくようにすると安心です。
●携帯電話
移動手段や時刻表の確認、試験会場までのルート確認などのため、スマホなどを持っている人は必ず忘れないようにしましょう。持っていない人は連絡が取れる方法をあらかじめ、確認しておくことが大切です。また、携帯電話などを持っている人は、受験票を紛失した場合に備えて、受験票を携帯電話のカメラであらかじめ撮影しておくと安心です。
ただし、試験中は必ず電源を切っておきましょう。
●脱ぎ着できる服装
会場や座席によっては、暖房があたるところと、あたらないところがあります。試験会場の温度に関係なく受験に集中できるよう、脱ぎ着できる服装で試験会場に向かいましょう。
●上履き
会場によっては土足厳禁であるため、その場合には上履きを持っていきましょう。上履きが必要かどうかは事前に確認をしておき、もし必要であれば忘れずに持参することが大切です。
面接がある際には、上履きのあるなしは印象にも大きく影響します余計な失点を防ぐためにも、必ず確認をしましょう。
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あると便利!できるだけ用意したい持ち物リスト
受験に必要な持ち物は多くありますが、受験に持っていきたい持ち物はそれだけではありません。必ず持っていく必要はありませんが、ハンカチ・ティッシュや雨具など状況に応じて活躍する持ち物もいくつかあります。
ここからは、受験にあたってできるだけ用意したい持ち物を8点解説します
●勉強道具
試験会場までの移動時間に最後の確認をするために、勉強道具を持っていくのもおすすめです。大きい参考書は荷物になるので、小さめの参考書や単語カードなどを持っていくようにするといいでしょう。
受験前は何かと不安になりがちですが、使い慣れた勉強道具を手に取ることは、気持ちを落ち着かせ緊張を和らげる意味でも効果を発揮します。慣れないテキストなどではなく、使い慣れた参考書やノートを持っていきましょう。
●軽食・飲み物
1日かけて試験を受ける際には、軽食や飲み物も必要です。現地で購入できる場合もありますが、購入できなかった場合に備えてできるだけ持参しておくことをおすすめします。
昼食が必要ない場合でも、休憩時間にお腹が空いたとき用におにぎりやパンなど軽食を用意しておくといいでしょう。
●薬
頭痛薬や胃腸薬など、普段から飲んでいる薬があれば忘れずに持っていくようにしましょう。万全の状態で試験に臨めるよう、体調に気を配っていく取り組みが重要です。
その際、普段使っていない薬は体に合わない可能性もあるため避けましょう。
●ハンカチ・ティッシュ
受験時には、ハンカチ・ティッシュも持っていくようにしましょう。トイレに行った時や飲み物をこぼした時、汗をかいた時などに持っていないと不便です。
受験シーズンである冬は風邪をひきやすい時期であり、鼻水が出る可能性もあるためマナーの一つとして用意しておくといいでしょう。マスクも予備を用意しておけば間違いはありません。
●雨具・タオル
雨が降った場合に備えて、雨具とタオルも用意しておきましょう。雨具としては、折りたたみ傘か雨ガッパがおすすめです。
天気予報が晴れであったとしても、万が一外れる可能性を考慮して持参しておくと安心でしょう。
●防寒グッズ
受験シーズンである冬は、地域や日によっては寒くなる日が多くなることが予想されます。その際、防寒グッズがあれば寒さに気を取られず受験に集中できるでしょう。
どこまで身に着けられるかは試験会場のルールによりますが、カイロや上着、ひざ掛けなどの持参がおすすめです。
●モバイルバッテリー
スマホなどの携帯電話は、会場の確認や受験票の写真保存などに使えますが、バッテリーが切れてしまっては元も子もありません。いつバッテリーがなくなっても慌てることがないよう、モバイルバッテリーも荷物に入れておくと便利です。
●生理用品
必要な方は生理用品も受験時の持ち物に加えることをおすすめします。急に必要になる場合も少なくないためです。
もし使う必要がなくても、持っていくだけで余計な心配がなくなり受験に集中できるでしょう。
泊まりがけの受験で持参したい持ち物リスト
受験会場が遠方にある場合には、前日のうちに近くの宿泊施設に泊まることも考えられます。泊りがけならではの持ち物もあるため確認しておきましょう。
ここからは、泊りがけの受験で持参したい持ち物を2点解説します。
●充電器
スマホなどの携帯電話を充電するための充電器は必ず持っていきましょう。受験会場が遠方であれば、土地勘などもなくなります。迷わずに会場に向かうためにも、いつでもしっかり携帯電話を使えるよう備えておきましょう。
宿泊先で貸し出している場合もありますが、数に限りがあるため自分で持っていくと安心です。
●普段使い慣れている寝巻・寝具
リラックスして受験に臨むためにも、普段使い慣れている寝巻や寝具を持っていくといいでしょう。宿泊先にもそれぞれ置いてありますが、普段使い慣れている寝巻や枕の方が安心できるでしょう。
睡眠の質は当日のコンディションに大きく影響するため、万全の状態で受験に望む備えが大切です。
持ち物を万全にして受験当日に臨みましょう
受験当日に十分に力を発揮して合格を目指すためにも、受験当日は持ち物に不足がないようしっかりチェックしておきましょう。出発前にバタバタしないよう前日の夜までに準備を済ませておくと、余裕をもって当日を迎えられます。
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