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受験生・保護者必読|嵯峨野高校の入試の基本情報・倍率・出題傾向を解説

2023.01.02

京都に住んでいる中学生のみなさんの中で、嵯峨野高校に入りたいと考えている方はいませんか?

嵯峨野高校の基本情報から入試の形式、倍率や受験科目のそれぞれの対策までまとめました。嵯峨野高校を受験する場合、普通科・京都こすもす科ともに、学力検査、集団面接、報告書(内申点)の対策が必要です。

この記事を読めば嵯峨野高校の受験について一通り理解できます。最後に嵯峨野高校を受験するにあたっておすすめの塾「京進の中学・高校受験TOPΣ」について紹介しているので、ぜひ最後まで読んでください。

◆本記事の目次

嵯峨野高校の基本情報

嵯峨野高校は京都市にある共学の公立高校で、住所は「京都府京都市右京区常盤段ノ上町15番地」です。京福北野線「常磐駅」すぐ、JR山陰本線(嵯峨野線)「太秦駅」より徒歩5分のところにあります。

京都には通学圏制度があり、保護者の住所によって通学区域が決まっています。通学圏制度によって受験できる高校が分けられていますが、専門学科については広く受験できる場合が多いです。嵯峨野高校の普通科は京都市・乙訓が通学区域ですが、京都こすもす科は専門学科になるので、どの通学圏からでも通えます。

●普通科

嵯峨野高校の普通科の1年次は文系理系共通のカリキュラムです。自然科学、人文・社会科学、国際文化について幅広い知識と科学的なものの見方・考え方を身につけます。国語・数学・英語を軸に学習し、自分が将来したいことをじっくり考えられる1年です。

2年次からは自己の適性や能力に応じて「人間科学コース」(文系)と「自然科学コース」(理系)に分かれて学習します。「人間科学コース」では人文科学、社会科学、国際文化について深く学び、高い学力を育成することを目指します。「自然科学コース」では自然科学を系統的に深く学び、高い学力を育成することを目指します。 文系と理系でコースが分かれることで、より高度な教育が受けられます。

●京都こすもす科

京都こすもす科は「専修コース」と「共修コース」に分かれます。

「専修コース」とは1年次から理数系の専門教科を学ぶことができる、理系分野に特化したコースです。京都市内の大学と連携しながら高い専門性を身につけられます。

「共修コース」は、1年次は普通科と同じカリキュラムで、2年次から「自然科学系統」と「人間科学系統」に分かれ、質の高い教育が受けられます。海外の学生との交流が多いのが特徴で、高いレベルの英語力を身につけることができます。

●スーパーサイエンスハイスクールに指定されている

「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」とは、先進的な理数系教育を実施する高等学校等を国が指定し、支援する取り組みです。特に専修コースの生徒には「スーパーサイエンスラボ(SSL)」という課題探求プログラムが用意されています。2年次には少人数のラボに所属し、3年次には論文を書いたりスライドを用いて発表したりします。

嵯峨野高校は「スーパーサイエンスハイスクール」の取り組みを通じて、「社会貢献の意識を持ち、国際舞台で創造的リーダーシップを発揮できる研究者」の育成を目指しています。

●グローバル人材の育成に力を入れている

嵯峨野高校には「嵯峨野グローバル・リーダーシップ・イニシアティブ(GLI)」という「嵯峨野高校のグローバル人材育成のための先進的な取り組み」があります。

具体的な活動内容としては国内外での国際交流、短・中・長期の海外留学、研究発表などです。

「嵯峨野グローバル・リーダーシップ・イニシアティブ」によって、生徒にグローバルマインドや英語異文化コミュニケーション、さらには自己肯定感などが身につき、グローバルに活躍できる人材を育成しています。

●主な進学先

2022年の進学実績をご紹介します。嵯峨野高校全体の進学実績には過年度生(浪人生)の合格者数も含まれています。

高校全体では国公立大学に172名、大学校に1名、専修・各種学校に5名、海外の大学に1名、私立大学に876名進学しています。その他進学準備として60名の方がいます。

その中でも多く進学しているのが、国公立大学では大阪大学(22名)、京都大学(21名)、京都工芸繊維大学(19名)、大阪公立大学(17名)、神戸大学(17名)です。私立大学で多いのが立命館大学(279名)、同志社大学(113名)、近畿大学(76名)、龍谷大学(74名)、関西大学(68名)です。

学科ごとに見てみると、普通科で国公立大学に合格した方は41名、専修・各種学校が3名、私立大学が311名、進学準備の方が21名という結果になっています。

京都こすもす科は国公立大学が106名、大学校が1名、専修・各種学校が1名、私立大学は384名、進学準備の方が39名という結果です。


普通科の前期選抜について

嵯峨野高校の普通科の入試では学力検査、報告書(内申点)、集団面接、活動実績が見られます。例年では学力検査を行った後に面接が行われています。入学するときに人間科学コースと自然科学コースのどちらにするか決める必要はありません。

●募集要項

普通科の前期の募集人員は36名です。普通科の中期選抜の定員は84名。合計120名となっています。共通学力検査の検査項目については、国語50 点、数学50点、英語50点で、合計150点になっています。内申点は135点、活動実績は25点の配点です。活動実績とは中学校での活動や検定試験、コンテストおよび自由研究などのことです。意外と大きな配点なので、まだ受験まで余裕がある場合は、検定試験などを取得しておくと良いでしょう。

●集団面接を実施

集団面接の内容は志望理由、教育内容への関心、学習・部活動・ 学校行事・生徒会活動やハイレベルな体験などに取り組む意欲などです。募集要項に書いてある内容は事前に内容を考え、模擬面接などを受け、すらすら話せるようにしましょう。所要時間は志願者によって変わる場合もありますが、10分程度となっています。

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京都こすもす科の前期選抜について

京都こすもす科は普通科と違い、前期選抜のみで中期選抜が実施されません。チャンスは一度なので、京都こすもす科志望の方はこちらの項目をじっくり読んで参考にしてください。

●募集要項

募集要項によると、募集人員は専修コースが80名、共修コースが120名の計200名です。普通科は前期・中期選抜合わせて120名なのでそれより定員が多いことが分かります。

検査項目である独自学力検査は国語100点、数学100点、英語100点、社会50点、理科50点の合計400点です。5教科まんべんなく対策する必要があります。面接の配点は25点です。

●集団面接を実施

京都こすもす科の集団面接は、出願時に提出した「京都こすもす科自己PRシート」をもとに質疑応答を行います。内容は志望理由、将来の夢や目標などと募集要項に書いてあるので、これらの項目については事前に準備しておきましょう。

所要時間は志願者数によって変更になる場合がありますが、10分程度となっています。

ちなみに「京都こすもす科自己PRシート」は面接の参考資料として活用されますが、点数化はされません。


普通科の中期選抜について

「京都こすもす科の前期選抜について」でも触れましたが、中期選抜を実施しているのは普通科のみです。ここでは、中期選抜の募集要項、倍率について解説します。

●募集要項

中期の募集人員は84名です。検査項目としては、国語・数学・英語・理科・社会、各40点の合計200点の共通学力検査があります。報告書(内申点)の配点が195点と、普通科前期や京都こすもす科より高い配点なので、普段からの授業態度などがより重視される傾向です。

●倍率

普通科中期選抜の実質倍率は2.1倍で前年に比べて0.52ポイント上昇しました。前期選抜と同様に倍率が急上昇し、厳しい入試となりました。

嵯峨野高校普通科志望の方は中期選抜のみ理科・社会を受験することになるので、気を抜かずに対策しましょう。


科目別に解説|京都こすもす科の出題傾向

ここでは、2022年の入試問題から京都こすもす科の出題傾向を解説します。5教科とも広範囲から出題されるので、苦手分野があったら早めに克服できると良いでしょう。

●英語

2022年の英語の入試の構成は以下の通りです。

・大問1 リスニング
・大問2 長文読解(物語文)
・大問3 長文読解(理科の授業での発表と資料の読み取り)
・大問4 語彙
・大問5 整序英作文
・大問6 英作文
・大問7 自由英作文

大問3の長文読解はあまり一般的でない英単語も含まれました。長文の内容理解と同時にグラフの読み取りも行う問題なので、こういった問題形式に慣れておく必要があります。2021年に追加された大問7は、今年度も同様に出題されました。50語〜70語のテーマに沿った自由英作文となっているので、英作文対策を十分にしておきたいところです。

●数学

2022年の数学の入試の構成は以下の通りです。

・大問1 小問集合
・大問2 整数問題
・大問3 関数
・大問4 条件整理
・大問5 空間図形

例年通り大問5題構成でしたが、単純な計算問題がなくなり新傾向の問題が出題されるなど、出題傾向に変化が見られました。小問は基礎知識で解けるものが多いため、確実に点を取りましょう。大問3の放物線と直線の問題、大問5の空間図形も頻出の問題なので、過去問の対策をしっかりすることが大切です。大問4のような見慣れない設定の出題に対しては、標準から少し難しめの問題演習をすると良いでしょう。

●国語

2022年の国語の入試の構成は以下の通りです。

・大問一 論説文 『私たちはどんな世界を生きているか』西谷修
・大問二 小説 『阪急電車』有川浩
・大問三 古文 『沙石集』

論説文、小説、古文の大問三題構成は例年通りで、小問数、記述問題の量にも大きな変化はありませんでした。漢字・語彙に関する記号選択問題も昨年と同様に出題されていて、正解は絞りやすいので確実に得点しましょう。論説文の記述問題は60字以内や50字以内で、小説の記述問題は65字以内や80字以内です。字数の多い記述問題に慣れておく必要があります。古文に生徒の会話文が出てくるなど、全体を通して読む量が多いのが特徴です。

●理科

2022年の理科の入試の構成は以下の通りです。

・大問1A 物理 ばねの振動
・大問1B 物理 浮力と水面上の物体の振動
・大問2   地学 地球の公転と季節
・大問3A 化学 硫酸と水酸化バリウム水溶液の中和
・大問3B 化学 密度
・大問4A 生物のふえ方
・大問4B 生物どうしのつながり

4分野から網羅的に出題されますが、地学分野はやや少ないです。全体的に、回答に必要な情報を問題文から読み取る力が求められています。

●社会

2022年の社会の入試の構成は以下の通りです。

・大問1 通貨の歴史(三分野融合)
・大問2 明治以降の政治(歴史)
・大問3 兵庫県の地形と気候(地理)
・大問4 政治と憲法(公民)

地歴公民という問題構成は例年と同じです。三分野融合の特徴的な問題も出題されているので対策しましょう。全体として50字までの短文記述問題がいくつか出題されています。短い文章で的確に回答する練習をしておくことが重要です。


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京進の中学・高校受験TOPΣには「日曜特訓」(毎年3月~)があります。この「日曜特訓」では、京進のトップ講師が最新の入試の出題傾向を分析し、入試予想問題を丁寧に解説します。

秋以降、午前は「必勝講座」、午後は志望校別の入試対策が受講できます。一日中プロの講師陣からみっちりと指導を受けられる機会はなかなかないので、自信にもつながります。

●本番さながらの模試を独自に開催

嵯峨野高校をはじめ、西京高校、堀川高校の実際の入試傾向に基づき、オリジナルの問題を作成します。京進の中学・高校受験TOPΣだけの本番さながらの模試は全5回です。トップレベル講師陣からの解説も受けることができます。


嵯峨野高校の合格を目指してしっかり対策しましょう!

嵯峨野高校について理解が深められたでしょうか。嵯峨野高校は「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」に指定されていたり、グローバルな人材育成に力を入れていたりなど魅力的な高校です。

その分倍率も高いので、嵯峨野高校を受験する場合はしっかり対策する必要があります。

「週実テスト」で記憶が定着する仕組みが整っていて、「日曜特訓」などで志望校別の対策もできる京進の中学・高校受験TOPΣがおすすめです。

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