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高校受験の小論文はどうやって書いたらいいの?簡単5ステップで解説

2023.01.02

推薦入試で高校受験を行う場合、面接だけでなく、小論文や作文も避けては通れません。高校によっては一般入試でも小論文を出題する場合があります。書き慣れていない小論文を、出題されたテーマだけ見て仕上げるのは簡単ではありません。

そこでこの記事では、小論文の書き方を5ステップで紹介します。基本的な書き方を理解しておくと、繰り返し練習するだけでミスのない伝わりやすい文章が書けるようになります

◆本記事の目次

小論文の書き方5ステップ

高校入試の小論文対策は、難しく考える必要はありません。基本的な書き方さえ理解しておけば、パターンに当てはめて繰り返し練習することで伝わりやすい文章が書けるようになり、高評価が期待できます。

初めは仕上げるまでに時間がかかりますが、コツをつかめばどんどん書けるようになりペースが上がっていくでしょう。ここでは、小論文の書き方を5ステップで解説します。

●ステップ1.先にテーマ・結論を決める

小論文を書く際には、まずテーマを決めます。テーマが指定されていない場合は、自分が書きたいものや、書きやすいものを選ぶことが大切です。いくつか候補をリストアップし、具体例が思いつきやすいなど、書きやすいテーマを選択しましょう。テーマを選んだら、結論を決めます。

課題が出ている場合は、結論を決めることから始めましょう。「部活」という課題であれば「部活は学生自身の成長に必要だ」と結論づけると、小論文が書きやすくなります。必要な理由を具体的に説明し、体験談を交えることで自分らしい文章に仕上がるでしょう

●ステップ2.小論文を書くのに必要な情報を集める

テーマ・結論が決まったら、必要な情報を集めます。小論文は結論に対する根拠を論理的に伝えるために「なぜそう結論づけたのか」という理由が必要です。現在の状況だけを踏まえた理由ではなく、「将来はこんな効果が期待できる」など未来や過去に触れることで、内容の濃い文章になります。

また、経験を踏まえた自分なりのエピソードがあると、オリジナリティあふれる文章となり、読み手の心にインパクトを与えます。エピソードを踏まえた小論文に仕上げるには、普段の生活で材料になりそうな事柄を書き留めておくことが大切です。

●ステップ3.構成を決める

小論文を書く前に、構成を決めましょう。構成は「はじめ(序論)」「なか(本論)」「まとめ(結論)」の3段構成が基本です。「はじめ(序論)」には自分の意見として結論を明確に提示します。短い文章でまとめ、ダラダラ書かないことがポイントです。「なか(本論)」は結論に対する理由や具体的な根拠、自分のエピソードを書いていきます。「まとめ(結論)」で改めて結論を主張し、文章を締めくくったら完成です。

問題によっては「2段構成」「4段構成」など、設問で構成を指定されている場合があります。書き始める前に問題文をよく読み、指定された構成で書きましょう。とくに指定がない場合は、基本となる3段構成を活用するのがおすすめです。

●ステップ4.文章化していく

構成が決まったら、実際に文章を書いていきましょう。文章化する際は、主語を明確にし、一文が長くなりすぎないよう60文字を目安に書くことがポイントです。

文章化することで新しい問題点がわかるので、読み直して意味が通じない文章は修正しましょう。指定した文字数で収まるよう仕上げることも、注意すべきポイントの1つです。

●ステップ5.何度も見直す

文章化したら、最初から見直し、誤字脱字や不自然な言い回しがないかチェックします。何度も見直すことで、ちょっとした書き間違いやミスを減らし、減点を防げるでしょう。試験では、最後の5分くらいを見直しの時間として確保しておくと安心です。


小論文を書くときの注意点

小論文では、文字数の過不足や原稿用紙の使い方が守られていないなどが、減点の対象となることがあります。話し言葉が混ざっていたり、誤字脱字があったりする場合もマイナス評価になるので、注意しなければなりません。

ここでは、小論文を書くときの4つの注意点を解説します。事前に注意点を確認しておくことで減点を減らし、評価の高い小論文に仕上げられるでしょう

●指定された文字数を守る

小論文を書くときは、指定された文字数を守るようにしましょう。文字数は多すぎても少なすぎても減点対象になるので、指定数に収めることが大切です。

「〜字以内」と指定されている場合は、8〜9割以上のマスを埋め「〜字程度」のときは、多少超えても問題ないので前後1割以内に収めましょう。例えば500字程度と指定されていれば、450〜550文字が目安です。

●原稿用紙の使い方を守る

原稿用紙の使い方にはルールがあるので、事前に確認しておきましょう。段落の始まりは1マス空け、行の初めに句読点がくる場合は、前の行のマスに含めるなど、知っておくだけでミスは防げます。縦書きは漢数字、横書きは算用数字といった書き方も意識しておきましょう。

●話し言葉を使わない

小論文で「話し言葉」を使ってしまい、減点されるケースは珍しくありません。普段の会話で使う「〜だから」「〜みたいに」などは、「〜のため」「〜のように」に変換する必要があります。

小論文では略語を使うのも好ましくありません。「スマホ」は「スマートフォン」、「ネット」は「インターネット」など、日常生活で利用する略語はそのまま使わないように注意しましょう

●誤字脱字チェックを忘れずに

書き終わった文章は見直しを行い、誤字脱字をチェックしましょう。とくに漢字の同音異義語は間違えやすいポイントです。「性格」と「正確」はどちらも同じ読み方ですが、意味はまったく異なります。また、漢字の部首の間違いにも注意が必要で、「成績」を「成積」と書くなどすると減点対象となります。文章を見直すことで、このようなミスに気づけるでしょう。

また、文末を統一することも大切です。「ですます調」もしくは「である調」のどちらかに統一し、混在しないように注意しましょう。

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受験本番までにできる小論文の対策方法

小論文の対策は、短期間でできるものではありません。繰り返し練習することで正しい書き方が身につき、読みやすい文章が書けるようになります。そのため、ここで紹介する3つの対策方法を確認し、本番を見据えて早めに取りかかることが大切です。

●志望校の過去問を何度も解く

小論文は志望校によって出題形式が異なります。テーマや課題が指定されていたり、構成が決められていたりする場合もあるので、事前に確認しておくことが大切です。毎年の出題傾向が似ている学校が多いため、過去問を解くことが適切な対策といえます。

過去3年分は事前に解いておくと安心です。過去問は学校の公式ホームページに掲載されている場合が多いので、積極的に利用しましょう。

●学校や塾の先生に読んでもらう

自分ではうまく書けたと思っても、読んだ相手に伝わらなければ、よい小論文とはいえません。清書した小論文は、学校や塾の先生、保護者に読んでもらいましょう。第三者目線で添削してもらうと、自分では気づけなかった問題点を知り、より読みやすい文章へと改善することが可能です。

●たくさんのテーマに挑戦する

文章の書き方は簡単に改善されるものではありません。繰り返し練習することで正しい書き方が身につき、伝わりやすい文章が書けるようになります。小論文対策用に専用ノートを1冊用意し、たくさんのテーマに挑戦することが大切です。

さまざまなテーマが掲載された問題集を購入すると、正しい書き方を身につけるだけでなく、幅広いテーマに対応できるようになるでしょう。


高校受験の合格には小論文に加えて学科試験対策も重要

高校受験の小論文は、本記事でお伝えした5ステップの書き方に沿って進めると、スムーズに仕上げられるでしょう。ただし、正しい書き方や読みやすい文章に仕上げるには、繰り返し練習する必要があります。なるべく早めに取りかかり、さまざまなテーマで練習しておくことが大切です。また、小論文と合わせて学科試験の対策も重要になります。

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