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覚えておきたい勉強計画の立て方|テストまで着実に学習を進める方法
部活などで忙しく、テスト範囲がなかなか終わらずにテスト前日になって焦った経験をもつ中学生は多いのではないでしょうか。
勉強の計画を立てず、やみくもに勉強していることや、勉強計画を立てることが大切とはわかっていても、勉強計画の立て方がまだつかめていないことが原因かもしれません。
事前に勉強計画を立てることによって、テストまでに着実にテスト範囲をカバーでき、成績も伸びていくでしょう。
今回の記事では、勉強計画のメリットや重要性、計画を立てる際のポイントを徹底解説します。
勉強計画の立て方があまりよくわからない、勉強計画を立ててテストの点数や偏差値を上げたいという方は、ぜひ参考にしてください。
◆本記事の目次
勉強計画を立てるメリット
勉強の計画を立てるとやるべき勉強が何かわかり、勉強を効率よく進めることができます。
勉強計画を立てるメリットについて3つ紹介します。
●やるべきことが明確になる
勉強計画を立てると目標達成のためにやるべきことや、自分の課題がわかりやすくなります。
計画を立てるのは面倒という人は少なくないかもしれませんが、勉強の方向性がブレにくくなり余計な勉強をせずに済むので、試験に向けて効率的な勉強につながります。
また、勉強計画が明確だと集中力も上がりやすくなるでしょう。
●勉強のペースを把握できる
正しいペース配分で勉強ができます。計画に対して実際の勉強はどのあたりまで進んでいるのか、勉強の遅れや進み具合がわかりやすいので、ペースの修正もしやすくなります。
●モチベーションを維持しやすい
計画があるとひとつひとつすべきことをクリアしていく達成感を得やすく、目標に近づいていることを可視化できます。
達成感を可視化するため、計画したことを紙に書き、終わったら線を引いたりチェックをつけたりしても良いでしょう。設定したリストのリマインドをスマホの通知機能でしてくれるスケジュール管理のアプリもあるので、デジタル派の方は調べてみてください。
勉強の計画を立てるときの3つのポイント
実現が困難な勉強量を設定してしまうと、計画通りに勉強が進まないことも出てきます。
計画倒れによるモチベーションの低下を防ぐために、勉強の計画を立てるときのポイントを3つお伝えします。
●自分で自分の勉強計画を立てる
自分自身で計画を立てることが重要です。「自分で計画を立てたから勉強しよう」という気持ちになり、モチベーションの維持に効果的です。
受験の学年をむかえる前から、定期テストの勉強で短期計画を立てる練習をしておくと、受験生になって受験戦略を立てるときに活きてきます。
決められたことを受け身でするのではなく、自主的に行動することが大切です。
●実現可能な計画を立てる
長期的に見て、毎日継続できる程度の目標を立てましょう。スモールステップで成功体験を積み重ねると、勉強が楽しく進められます。
最初はどのくらいの勉強時間が確保できるのか、やる気がどれくらい続くのかがわからないと思うので、失敗しないようハードルを低くして最低限の学習計画を立ててみると良いでしょう。
やる気が出ない日も出てくるので、できていない勉強をするための予備日や調整日も設定しておくと、無理なく計画が実行できます。
●実行しやすい具体的な計画を立てる
目標を具体的に立てることで、何をすれば良いのかわからなくなることを防ぎます。何をするのかが明確になっていると勉強を続けやすいです。
また、具体的に学習スケジュールを組むと、できていることとできていないことが一目瞭然なので、軌道修正がしやすくなります。
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勉強計画の立て方
計画を立てる際のポイントを見てきたところで、実際に勉強計画を立てる方法を紹介します。大まかではなく、朝のまだ眠い状態でもすぐに勉強を始められるくらい、できるだけ具体的な計画を立てるのがコツです。
ステップを踏んで説明していくので、少しずつ実践してみてください。
ステップ1.勉強の目標を設定する
まずはいつまでに、何の科目をどれくらい勉強したいのかを考えましょう。例えば、「1カ月で問題集を1冊終わらせる」「1週間で過去問を3周する」など、全体的な目標を掲げます。
さらに、抽象的な目標を具体的な行動の目標に落とし込むことが大事です。抽象的な目標に向けて取り組むために、具体的な目標を立てる、できれば数値化するとわかりやすくなります。
下記の目標を参考書にしてみてください。
抽象的な目標の例:「テストで90点以上を取る」
具体的な目標の例:「テスト範囲の問題集を3周する」
ステップ2.自分の現状を把握する
ゴールから逆算して考えるために、自分の現状を理解する必要があります。自分の得意科目、苦手分野、勉強ができる時間などを把握し、勉強の計画に反映させましょう。
勉強時間がわからない人は、自分の1日のスケジュールを書き出してみてください。「学校から帰って夜ごはんを食べるまでに◯時間勉強する」などと考えてみると、計画が立てやすくなります。
勉強時間だけでなく休憩時間も計画に含めると、メリハリをつけて勉強できます。
ステップ3.目標に到達するまでに必要なステップを洗い出す
やるべき勉強を1日ごとに配分します。数字で表せるステップにすると達成率や進捗率がわかりやすくなるのでおすすめです。
良い例は「問題集を1日8ページ進める」など具体的な内容、悪い例は「問題集を解く」など漠然とした内容です。頭の中ですべきことが具体的にイメージできる状態まで落とし込みましょう。
まずは平日の計画を立て、次に勉強時間が多く取れる休日の計画を立ててみると良いです。高校・大学受験や長期休みの勉強計画も同じようにすると継続しやすいでしょう。
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勉強計画を立てることでやることが明確になり、モチベーションの維持がしやすくなります。
日々継続することを考えて勉強計画を立てるくせをつけることで、定期テスト対策だけでなく、受験勉強において年間計画を立てるときに役立ちます。
しかし、自分一人だけで勉強計画を立てると挫折してしまうかもしれません。勉強計画を立てることや独学に不安がある方には「京進の中学・高校受験TOPΣ」がおすすめです。
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また、「目標設定用紙・ルーティンチェック表」もあります。この計画表は目標を設定し、その目標達成に向けて毎日することを決め、毎日チェックしていくものです。
できていること・できていないことが明確にわかり、次の計画も立てやすくなります。
さらに、1週間ごとに勉強の計画や宿題の予定を書き込む「学習ダイアリー」もあります。宿題を確実に終わらせることができるので自信がつくだけでなく、勉強予定を自分で記入することで毎日の勉強の習慣づけにも効果的です。
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