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中学生に効果的な英語の勉強法|英単語、文法、読解の成績を上げる!
中学生で学ぶ英語はとても大切です。受験勉強はもちろん、高校生や社会人になってからも役立つ日常英会話の基礎が詰まっています。
中学生の間にどのような方法で英語を学ぶかで、その後の英語力向上に大きな影響があります。
今回の記事では中学生に効果的な英語の勉強法やコツを解説します。
勉強方法に悩みがある中学生やその保護者の方はぜひ参考にしてください。
◆本記事の目次
中学生で勉強する英語の基本的な勉強のやり方
中学生の学校の授業を基本とした英語勉強法を紹介します。
英語は授業中だけでなく、家庭学習での予習復習が重要になってきます。授業だけではテストで使えるレベルまでには至らないからです。
毎回の授業で新出単語・熟語が出てくるので、暗記する時間も取りましょう。
●予習
授業の範囲の教科書本文をノートに書き写し、和訳します。
そして、わからない単語を書き出しましょう。単語、熟語は読めて書ける状態にします。
特に正しい発音を知っておくと、定期テストに出題されるリスニングの対策にもなります。
授業を復習の機会と意識することで、学習効果が大きくなります。
●授業
あらかじめ予習をしておくことで、授業で定着させることができます。
授業中は先生が指摘する大切な部分をしっかりメモすることに意識を向け、授業中に覚える努力をすると効果的です。
●復習
内容を理解し記憶が残っているうちに教科書の内容を確認していきます。
確認の方法は特に音読がおすすめです。単語、英文の復習ともに声に出すと良いでしょう。特に発音は、最初から正しいものを意識しましょう。間違えて覚えるとリスニングでうまく知識とつながらず、「聞き取れない」という状態に陥ります。また基本例文の暗記は効果的です。難度は高いですが、これらを継続して行うことで、英語のまま意味を理解できるようになっていきます。
●定期テスト対策
教科書に出てきた単語と熟語は必ず覚えましょう。単語の取り組みが甘いと、すべての問題に悪影響が出ます。またテスト範囲のワークや授業で配られたプリントからも多く出題されます。まずはそれらを何度も繰り返し学習し、自分でテストを繰り返しましょう。それができるようになったら、次に教科書の英文がすべて訳せるかを確認します。日本語訳から英語にできるようになるとさらなる成績アップが狙えます。
定期テストの勉強は高校受験にもつながってくるので、しっかり対策しましょう。
【分野別】中学生の英語に効果的な勉強法
中学生が行うと効果的な勉強方法を分野別に説明します。
奇をてらった特別な勉強方法は必要ありません。
また使う教材もできる限り絞り込み、同じ参考書を繰り返し解くのが良いでしょう。
●英単語
英単語の学習が、英語学習の大半を占めています。
ただ単語をじっと見て丸暗記するのではなく、五感を使いながら覚えるのが良いでしょう。
読む、聞く、書くなどの基本的な学習に加え、歩きながら覚えるのも脳科学的に効果が立証されています。
特に音読は、読む力、聞く力などが同時に育つため、非常に効果的な学習方法です。
いろいろな方法をまずは試してみて、自分に合う暗記方法を取り入れましょう。
また単語を暗記する際には、できるだけ例文とセットで確認し、正しい使われ方や、動詞などの品詞も覚えておくと英作文や語順を問う問題が解きやすくなります。
●文法
文法の問題集を1冊買い、それを間違いがなくなるまで繰り返し解きましょう。
このとき、間違えたところにはチェックをつけておき、次回は間違えた問題のみ解くようにすると効率的です。
問題集がすべて解けるようになるには時間がかかりますが、文法の勉強は文法問題だけでなく、長文読解力がつくため、長文問題を解くときにも役立つので根気よく行いましょう。問題集はある程度わかる簡単な問題が含まれているものから始めると、学習が続けやすくなっておすすめです。
●英文読解
英語の読解力は大きく分けると、「読む力」と「解く力」になります。
まずは「読む力」をつけることに注力しましょう。そして英文を数語のチャンク(かたまり)にして前から順に読み進める練習がおすすめです。きれいな日本語に訳そうとせず、どんどん読み進めることが攻略のコツです。「解く力」についてのコツは、しっかりと問いに目を通し、何に意識を向けて読むべきかを明確にすることです。続けていくと、解答につながる場所がわかるようになります。
●英作文
高校入試では英作文が出題されることが多いです。英作文を難しいと感じる理由は、
①基本の英文を覚えていない
②思いついた日本語をそのまま英語にしようとして語彙力が追いつかない
③書くのに役立つ形・文法を知らない
ということが挙げられます。まずは教科書などに登場する英文を覚えましょう。次に英語で何と書けばいいかわからないときは、一度簡単な日本語に言い換えて、それを英語にするように努力しましょう。英文には書き方のルールがあります。特に入試では動詞・助動詞・不定詞・比較・文型などが重要になります。英作文が苦手な人はこのあたりの単元をおさらいしておきましょう。
●リスニング
リスニングをするときは音読がおすすめです。
目で見て、音で聞くことで視覚と聴覚を使え、英語のリズムをつかめます。
自分の発音に自信がなくても聞こえた音を音読するとリスニング力が上がるので、ぜひ取り組んでみてください。これをシャドーイングといいます。
リスニングができるようになるには時間がかかるので、早いうちからリスニング問題に触れておくと良いでしょう。
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中学生が英語を勉強する際のポイント
英語は中学生のうちに基礎をしっかり身につけておくことが大事です。
英語学習は一朝一夕で結果が出るものではないので、毎日継続して勉強し、教科書の範囲の英文法や単語を完璧にできるようにがんばりましょう。
中学生が英語を勉強する際のポイントを具体的に3つ説明します。
●毎日少しの時間であっても継続して勉強する
毎日少しの時間だけでも英語に触れ、勉強を続けることが大切です。
1日のうち、通学時間や寝る前、お風呂などのスキマ時間を勉強時間に活用する習慣をつけると良いでしょう。
繰り返し勉強することで記憶が定着します。
●教科書をすべて理解している状態を目指す
知らない単語や説明できない文法がない状態にしておくことで、初見の英文が解きやすくなります。
教科書を繰り返し読んだり、問題を解いたりして不明点をなくしておきましょう。
●わからない問題を放置しない
わからない問題をそのままにすると、さらにわからない問題が増えてしまうことが多いです。
英語は積み上げ型の教科で、単元ごとが独立していないため、わからない部分があると他の単元に影響が出ます。
和訳、英作文の添削は先生にお願いするのもおすすめです。
正解が一つではない場合が多いため、複数の角度から解き方を学べます。
中学英語の勉強法に悩んだら京進の中学・高校受験TOPΣへ
中学英語をマスターすると、高校生になってからも順調に勉強を進めることができるので、英語に苦手意識を持たないようにしたいものです。
しかし、自分だけではなかなか理解できないという人もいるのではないでしょうか。
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