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行きたい大学・学部・学科の決め方|受験で大切な志望校を選ぶコツ

2023.01.24

「いよいよ進路のことを決める時期に差しかかっているが、どのように大学を決めればいいのかわからない」「自分に合った学部・学科がどこなのかを知りたい」

このような思いを持っている高校生や保護者の方も多いでしょう。そこでこの記事では、大学・学部・学科の決め方やそのコツを解説します。学部選びについて悩んでいる方は、ぜひ最後まで読み進めて、将来の道を定める参考にしてください。

◆本記事の目次

受験で目指す大学・学部・学科の決め方

受験勉強を始める際には効率的に学びを進めていくためにも、あらかじめ明確な目標を定めておきましょう。どの大学や学部、学科で学びたいのかを明確にするとモチベーションを保ちやすいです。

ここからは、受験で目指す大学・学部・学科の決め方をステップごとに解説します。

ステップ1.気になる学部・学科を見つける

最初にやるべきことは、気になる学部や学科を見つけることです。志望校を見つけるためには、行きたい学部・学科を決めることから始めるといいでしょう、やりたいこと、学びたいことに学部・学科が近ければ近いほど、入学してからのモチベーションが高まります。やりたいことがすぐに決められない際には、興味のある学部の系統を調べたり、自分が理系科目と文系科目のどちらが得意、好きなのかという点から選んだりするのもいいでしょう。

参考として、主だった学部の特徴を文系学部・理系学部の双方から紹介していきます。

●法学部

法学部は、憲法や民法、刑法など法律に関わる事柄を専門的に学ぶ学部です。日本だけではなく、世界各国でどのように法律が運用されているのかなども学べます。

●経済学部

経済学部は、日本、ひいては世界を動かす基礎となっている経済についての基本を学ぶ学部です。お金と社会がどのように結びついているのかをマクロ視点・ミクロ視点から学びます。

●経営学部・商学部

経営学部や商学部では、経営や商いの基本について学べます。経営やマーケティング、金融について専門的に学べるため、将来的に経営者を志している方や経営のサポートをしたい方に向いています。ここまで挙げた3学部は「社会科学系」とくくられます。

●文学部

文学部では、文学や歴史学、哲学、文化人類学、心理学、社会学、国際学など人の営みに関わる多様な分野を学びます。地域や時代を超えた内容を専門的に学ぶことで、文化・芸術などへの深い理解や教養が得られます。「人文科学系」の代表です。

●医学部

医学部はその名の通り、医師を養成するための学部です。人間の健康や体について学びます。医師の資格を得るためには必須の学部です。関連する学部としては歯学部や看護学部、薬学部があります。

●理工学部

理工学部は、「理学」と「工学」について学ぶ学部です。これまでに行われてきた研究を踏まえ、新たな理論やテクノロジーを創造したいと考えている方におすすめの学部です。たとえば理工学部では、遺伝子工学やナノテクノロジーについて専門的に学び、最先端の知識を活かした技術開発を進めるための素養を養えます。医学部と理工学部は「自然科学系」の学部に分類されます。

ステップ2.行きたい大学を選ぶ

気になる学部や学科が見つかったら、その分野を学べる大学を選びましょう。学部の特徴や特色にも着目して、魅力を感じる大学を選ぶことをおすすめします。

大学を選ぶ際には、国立大学か私立大学かも重要な観点です。親子でよく相談のうえ、大学の場所・学費は無理のない範囲か確認しておきましょう。

志望校の難易度や、入試の形式、試験科目の確認も同時並行で進めると効率的です。また、校風にひかれるなどで行きたい大学が決まっているのであれば、ステップ1とステップ2が逆でもいいでしょう。

ステップ3.志望校に合格するために勉強する

進路が定まったら、その目標に達するための具体的な取り組みをスタートしましょう。受験科目を調べてそれを集中的に勉強できるよう、合格までの計画を立てる必要があります。

また、自分の実力を測るためにも、志望校が決まったら模試を受けてみるのがおすすめです。


自分に合った大学や学部、学科を決めるコツ

卒業後の針路を視野に入れる、大学の雰囲気をあらかじめ知っておくなど、自分に合った進路を選ぶためにはいくつかのコツがあります。ここからは、自分に合った大学や学部、学科を決めるコツを3つ紹介します。

●卒業後の針路を視野に入れて選ぶ

自分に合った大学や学部、学科を決める最初のコツは、卒業後の針路を視野に入れて選ぶことです。具体的になりたい職業ややりたいことがあるのならば、その分野を学べる学部を選びましょう。

就職したい職業が明確になっていない場合は、どんな仕事があるのかを先に調べるのもよいでしょう。まずは、得意なことや熱中できることを書き出してみて、そのうえで興味のある仕事について知識を深めていきましょう。できるだけ早く、自分や社会について視野を広げていくことが大切です。

●大学の雰囲気や学部の特色を調べる

大学の雰囲気や学部の特色をあらかじめ調べておくことも、志望大学・学部・学科を選ぶ際のポイントです。

雰囲気や特色について深く知りたい場合には、志望校のオープンキャンパスに行ってみるといいでしょう。実際に通っている学生の雰囲気や学校のようすなどを直接確認できるため、進路を決めるうえでの大きな参考材料となります。その際は、パンフレットも忘れずもらってきましょう。

大学の雰囲気が好みに合うようであれば、具体的な進学先の候補にいれましょう。

●友だちや先輩、先生に志望校について聞いてみる

志望大学・学部・学科を選ぶ際、友だちや先輩たち、先生に聞いてみるのも参考になります。もし身近に志望する大学に通っている人がいれば、雰囲気や実際に通ってみての感想などを聞いてみるといいでしょう。

また、実際に志望大学には通っていなくても、進路や学部をどのように選んだかの経験談は貴重なものです。何を基準として進学先を決めたのか、そのバックグラウンドにはどのような思いや考えがあったのかなどを聞かせてもらえれば、自分が大学や学部、学科を選ぶときにイメージをふくらませる参考となります。


行きたい大学・学部に迷ったときに頼りにできる「京進の個別指導スクール・ワン」の魅力

京進の個別指導スクール・ワン」は、志望校合格を目指す子どもひとりひとりに対して個別にアプローチを行っています。行きたい大学や学部に迷ったら、まずは一度ご相談ください。

ここからは、「京進の個別指導スクール・ワン」の特徴を3点解説します。

●充実のサポート体制

京進の個別指導スクール・ワンは、学習計画の立案から進路指導まであますことなく子どもの受験勉強をサポートする体制が整っています。苦手教科や苦手分野の克服だけでなく、どのように志望校を決めればいいのか、学力にあった大学はどこなのか、将来やりたい仕事に向いた大学・学部は何かなど、丁寧にヒアリングをしたうえで進路相談を行う取り組みが喜ばれています。

京進の個別指導スクール・ワンでは進路や勉強の悩みを一緒に解決していけるため、モチベーションを保って勉強を続けていけるでしょう。文理選択など重大な事柄についても気軽に相談できる優しく頼れる先生が多い点も特徴の一つです。

●目多様化する大学受験に対応したカリキュラム

現在の大学受験は一般選抜だけではなく、学校推薦型選抜や総合型選抜(旧AO入試)などさまざまな選抜方法が採用されています。希望する進路への道が多く開かれている分、どの選抜方式で受験するかに頭を悩ませる子どもや保護者が多くおられます。

京進の個別指導スクール・ワンは、大学受験の形態や志望校の入試制度に合わせてカリキュラムを組める塾です。基本的な5教科7科目に加え、小論文や記述対策にも対応しているため、子どもの進路に合わせて柔軟に対応できます。

●脳科学に基づく学習効果の高いプログラム構成

京進の個別指導スクール・ワンは、脳科学に基づいた学習効果の高いプログラムを多数採用しています。

その一つが、オリジナル学習手帳であるリーチング学習手帳です。リーチング学習手帳には、子どものやる気を引き出す「目標設定&ルーティンチェック表」や受験勉強のスケジュールを立てるための「学習ダイアリー」などが備わっており、学びへの効果が脳科学によって証明されています。

また、「褒める指導」を徹底することで、子どもが意欲的に勉強していくためのサポートを行っている点も特徴です。子どもの長所や成長した点、以前と変わったところなどを褒めることで、子どもは自己肯定感を高めつつ受験に意識を向けていけるでしょう。

このように、脳科学の知見から実効性が認められている学習法を活かし、子どもたちを合格まで導いています。

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大学受験の科目は早めに決めましょう

将来のことを具体的に考えていくうえでは、大学で何を学びたいかを明確にすることが必須です。選んだ大学・学部によって入試の方式や受験科目は変わってきます。志望校を早めに決定することには、その大学・学部の受験科目に集中することができるという大きなメリットがあるのです。

勉強のサポートだけではなく、受験に関わるアドバイスを具体的に受けたい方には「京進の個別指導スクール・ワン」がおすすめです。独自のカリキュラムを用いて生徒ひとりひとりに向き合う体制を整えており、目標を達成する学びを丁寧にお手伝いしていきます。

京進の個別指導スクール・ワンでは、無料体験教室や資料請求も承っていますので、ぜひお気軽にお問合せください。