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受験生の親が子どもにできるサポートは?よくある悩みと解決策
受験を控えた子どもを支える保護者の方のなかには、「どう接したらいいのか分からない」「つい言いすぎてしまったかも」と、自分の言動に悩んでしまう方も少なくありません。
子どもの将来を思えばこそ、応援したい気持ちが強くなり、不安や焦りがふくらんでしまうこともあるでしょう。
しかし、受験期に必要なのは「完璧な関わり方」ではなく、子どもにとって安心できる存在であることです。
保護者の方の温かいサポートやさりげない気配りは、お子さんが前向きに受験に向かう力となります。
この記事では、受験期に控えたい言動や、保護者の方ができるサポートの具体例、よくある悩みへの対処法をわかりやすく解説します。
「今のままで大丈夫かな?」と感じている方こそ、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
本記事の目次

受験生に親ができること・控えたいこと
受験期の子どもにとって、家庭の空気や保護者の方の言動は思っている以上に影響力のあるものです。
ここでは、受験生が感じた「嫌だった関わり方」と「嬉しかったサポート」の声をもとに、保護者の方が心がけたい接し方のヒントをご紹介します。
受験期に避けたい保護者の言動
【受験生の体験談】
- 兄弟や親戚と比べられた・・・
- がんばっているのに「勉強しなさい!」と何度も言われた
- 成績や模試の結果について何度もしつこく聞かれた
- 休憩していると「そんな余裕あるの?」とプレッシャーをかけられた
- 受験直前に「これ食べたら頭よくなるらしいよ」と変な食べ物を出された
保護者の方の声かけや行動が、知らず知らずのうちに子どもにとって負担になっていることもあります。
たとえば、兄弟や親戚との比較、休憩中の小言、過度なプレッシャーは、子どもの心の余裕を奪ってしまいがちです。
また、良かれと思ってのアドバイスや差し入れでも、タイミングや言い方によっては、不信感やストレスを招くことがあります。
受験期は、お子さんを信じてそっと見守る姿勢が、何よりの支えになります。
受験期に保護者からされて嬉しかったこと
【受験生の体験談】
- 栄養バランスを考えて食事を作ってくれた
- 「いつもがんばっているね!」とほめてくれた
- お腹が空いた頃に夜食や軽食をさりげなく用意してくれた
- 過度に干渉せず、いつも通り接してくれた
- 勉強のやり方に口を出さず、静かに見守ってくれた
- 志望校について否定せず、応援してくれた
受験生が「支えられた」と感じる保護者の方の行動は、心や体のコンディションを整えてくれるような、さりげないサポートが多く見られました。
中でも、「いつもがんばっているね」というひと言は、多くの受験生にとって大きな励みになったという声が目立ちます。努力を認めてもらえる言葉は、自己肯定感を育み、前向きな気持ちを後押ししてくれます。
大切なのは、干渉しすぎず、けれども関心は持ち続けることです。普段通りの生活の中で、温かい声かけや気づかいを添えることが、子どもにとって何よりの安心につながります。。
受験生の親が持つよくある悩みと解決策
お子さんが受験生になると、「ちゃんと勉強しているのか」「進路はどう考えているのか」など、さまざまな不安を抱える保護者の方は多いでしょう。
ただ、その悩みの多くは、子どもとの関わり方を少し工夫することで、ぐっと軽くなることもあります。
ここでは、受験生の保護者の方が抱きやすい3つの悩みと、それぞれの解決策をご紹介します。
【悩み1】子どもがゲームや漫画、スマホばかりで受験が大丈夫か不安
受験期にもかかわらず、子どもがスマートフォンやゲーム、漫画などに夢中になっている姿を見て、「本当に大丈夫?」と不安になる保護者の方は少なくありません。
つい注意したくなりますが、一方的な制限は逆効果になることもあります。
大切なのは、まずは子どもがそれらを「どんな目的で使っているのか」を見極めることです。
単なる気晴らしや、勉強の合間のリフレッシュなのか。あるいは、YouTubeなどで勉強に役立つコンテンツを見ている可能性もあるでしょう。
解決策
- 子どもがスマホやゲームを使う理由を観察し、必要以上に干渉しすぎないようにする
- 適度な息抜きも大切だと理解し、休憩時間のルールを一緒に決める
- 「スマホを使わない時間」を設け、集中する時間とメリハリをつける
【悩み2】起床時間が遅く、受験当日も同じようにならないか心配
子どもの起床時間が遅くなると、「本番の日に寝坊したらどうしよう」と不安になることもあるかもしれません。
特に休日に昼近くまで寝ている姿を見ると、つい口を出したくなります。
ただ、無理に早起きさせようとすると、かえってストレスや反発につながる可能性があります。
大切なのは、ある程度は子どもに任せて見守る姿勢を持ちつつ、少しずつ生活リズムを整えていくことです。
解決策
- 受験当日の試験開始時間を考慮し、少しずつ起床時間を調整する
- 朝ごはんを一緒に食べるなど、自然と早く起きられる環境を作る
- 「夜更かしを控える」「早寝の習慣をつける」など、睡眠の質を意識する
【悩み3】志望校について教えてくれない
「子どもが志望校について何も話してくれない」と悩む保護者の方も多くいます。
「どこを目指しているの?」「本当に受験する気あるの?」と聞きたくなりますが、焦りや詰問は逆効果です。
進路の話題は、子どもにとってとてもデリケートなもの。プレッシャーや不安を感じている中で、保護者の方に否定されたくないという思いから、あえて話さないこともあります。
解決策
- 無理に聞き出そうとせず、子どもの気持ちを尊重する
- 受験に関する話題を日常の会話にさりげなく取り入れ、話しやすい雰囲気を作る
- 出願の時期が近づいたら、「受験費用の準備がある」などの理由で、具体的な話をする機会を作る
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受験生の親が子どもに接するときのポイント
受験期の子どもは、日々の勉強や将来への不安など、心が揺れやすい時期です。
そんな時こそ、保護者の方の関わり方が子どもの安心感ややる気に大きく影響します。
ここでは、家庭で心がけたい接し方のポイントを5つご紹介します。
干渉しすぎない
受験生の子どもに過度なプレッシャーをかけず、リラックスして受験勉強に励んでもらうためにも、できる限り過干渉や口出しは避けましょう。具体的な過干渉の例としては、下記が挙げられます。
- 勉強している時に話しかける
- 勝手に参考書、問題集を買ってくる
こういった接し方をすると、子どもの勉強ペースが崩れます。学習環境を乱すことはストレスになるため避けるのが賢明でしょう。
子どもの受験に関心を持つ
「干渉しすぎないように」と意識するあまり、何も話さない・関心を示さない状態になってしまうと、子どもは不安を感じてしまいます。確かに、過度に勉強を押しつけたりプレッシャーをかけたりするのは、子どものモチベーションを下げる結果につながるでしょう。
しかし、あまりに無関心では、子どもは「親は自分の進路に興味がないのではないか」と心配します。この状態が続くと子どもが不安になってしまうため、適度に声かけを行いましょう。バランスの取れた接し方が大切です。
他人と比較しない
受験生に兄弟姉妹がいる場合には、ついつい「兄のほうが熱心に勉強している」「妹は要領がいいので見習ったらどう?」など、比較をしてしまうことがあります。しかし、子どもはひとりひとり特性や性格、勉強への向き合い方、得意不得意が異なるものです。
親からすると子どもを発奮させ、モチベーションにつながると思っての行動かもしれませんが、子どもにとってはストレスでしかありません。同じように、友人の成績と比較するのも望ましくはないでしょう。
周囲との比較をするのではなく、目の前の子どもの状態を見極めた上で言葉をかけてあげることをおすすめします。
不安やプレッシャーを感じさせる言葉をかけない
不安やプレッシャーを感じさせる言葉を子どもにかけるのも、受験期にはよくありません。
子ども本人よりも親のほうがやきもきしてしまい、「このままで大丈夫なの?」「浪人は絶対に無理」といった言葉をかけてしまうこともあるでしょうが、こういった言葉は子どもの不安を煽り、プレッシャーをかけるだけです。
子どもに対してはできる限りポジティブな言葉をかけ、やる気や安心感を引き出してあげましょう。
お金に関する愚痴を子どもに話さない
受験生の親が避けるべき行動としては、お金に関する愚痴を子どもに話すことも挙げられます。
受験にあたっては、受験料や入学金、塾代など何かとお金がかかりがちなのは確かです。しかし、お金に関することは子どもに話しても解決できません。お金に関する話題はプレッシャーにもなるので、子どもの前では避けましょう。
もし経済的な余裕がなければ、愚痴ではなく真剣な話として、進路を子どもと話し合う機会を設けることをおすすめします。
子どもに合ったサポートで、受験を一緒に乗り越えましょう
受験期は、子どもだけでなく保護者の方にとってもプレッシャーのかかる時期です。
勉強面だけでなく、体調やメンタル面への配慮、生活リズムの管理など、保護者の方のサポートが必要な場面は多岐にわたります。
ただし、すべてを家庭内だけでカバーしようとすると、どうしても負担が大きくなってしまうこともあるでしょう。
そのような時は、無理をせず、外部の力を上手に取り入れることも大切です。学習面のサポートを検討する際は、お子さんの性格や目標、学習スタイルに合った指導方法を選びましょう。個別指導塾や集団塾、オンライン指導など、選択肢はさまざまで、各方法にはそれぞれの特徴があります。
京進では、ひとりひとりに合わせた学習サポートを大切にしており、その考えを体現しているのが「京進の個別指導スクール・ワン」です。この教室では、1:2の個別指導をベースに、生徒ひとりひとりに合わせたオーダーメイドのカリキュラムを提供しています。
「がんばっているね」「できるようになったね」といったポジティブな声かけを大切にしており、受験期のお子さんの心の支えにもなる指導方針が特徴です。
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