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数学が苦手に感じる理由は?おすすめの勉強法や克服のためのポイント

2023.04.05

数学が苦手な人の多くは「数学の勉強方法がわからない」「どこがわからないのかわからない」「誰に相談したらよいかわからない」などの悩みを抱えているでしょう。そのため、数学嫌いになっているかもしれません。

本記事では数学の苦手意識の原因やおすすめの勉強方法、苦手を解決するコツを解説します。まずは自分が数学を苦手な理由を見つけていきましょう。

◆本記事の目次

数学への苦手意識はどこから来ている?

「算数は得意だったけれど、数学は苦手」という人も多いのではないでしょうか。まず数学への苦手意識はどこから来ているのか、分析してみましょう。主な原因を3つ紹介します。

●公式の暗記や解き方への理解が甘い

数学の問題は知識や用語を確認する問題とは違い、覚えたことがそのまま答えになるわけではありません。解答を導くためには、暗記した公式を応用することが必要です。

公式を丸暗記するだけでは、学習を進めるうちに問題が解けないという壁にぶつかり、「数学が苦手」になってしまうのです。

●わからない問題を放置している

わからない問題をそのまま放置していると、「何がわからないのか」すらわからなくなり、数学に苦手意識を持つようになります。数学は、これまでに学んだことを総合的に活用する学問です。基礎的な内容や過去の単元で理解できていないところがあると、雪だるま式に解けない問題が増えていきます。

●数学を学ぶモチベーションが低い

数学が苦手な人のなかには、「数学の必要性がわからない」と思っている人もいるかもしれません。数学が実社会でどのように役に立つかわからないため、数学を学ぶ意義が見いだせず、勉強のモチベーションが低くなってしまいます。

学ぶモチベーションが低いとやる気も低下し、学習時間の確保や効率的に学ぶことが難しくなるでしょう。その結果、数学のテストの点数や成績が下がり、数学を苦手に感じてしまいます。


数学が苦手な中学生に試してほしいおすすめの勉強法

数学が苦手な中学生に試してほしい、おすすめの勉強法について紹介します。自分に合った勉強方法を取り入れて、数学への苦手意識を克服しましょう。

●解く過程を書き残す

数学は答えだけではなく、答えを出すまでの考え方も重要です。途中式や解く過程を書き出すようにしましょう。

途中式や解く過程を書き出すと、情報が整理され、見直しや採点がしやすくなります。解く過程を書き残し、使う公式が違う、解き方が理解できていないなど、自分が間違えた理由を明確にしましょう。

●間違えた問題を解き直す

間違えた問題は必ず解き直しましょう。解いた過程を見直しながら、間違えた原因や、つまずいたところを丁寧に分析し、解き直すことが重要です。分析をすると、自分の弱点や理解できていないポイントが徐々にわかってきます。さらに、何も見ず自力で解けるようになるまで解き直しをすれば、より習熟度が高まっていきます。

●過去の単元から復習する

できない問題が出てきたら、前の分野に戻って復習し、苦手な箇所を減らしていきましょう。数学はどこか一つでもわからない箇所があると、連鎖的にわからなくなってしまうことがあります。例えば、中学2年生で学習する「一次関数」は小学生の「比例」から続いています。また、中学3年生で学習する「二次関数」には「一次関数」の知識が必要です。

小学1年生から高校3年生までの12年間に習った算数、数学の内容はすべて積み重なっていきます。わからない原因はその単元ではなく、もっと前の単元を理解できていないためかもしれません。苦手な箇所が把握できたら、徹底的に復習していきましょう。

●繰り返し問題を解く

毎日の積み重ねが数学では重要です。テストで出てくる問題は、学校の教科書や参考書、問題集の類題が出題される場合がほとんどです。まずは、教科書や問題集で基本問題の演習を重ね、応用問題に対応できる力をつけましょう。テストで似たような問題が出てきた際に、落ち着いて解けるはずです。

おすすめの勉強法は、教科書や問題集を3周することです。1周目は問題を順番に解いていきます。わからない問題は飛ばしても構いません。「何も見ないで自力で解けたら〇」、「間違えたけど、解答を読んで理解できたら△」、「解答を見てもよくわからなかったら✕」と問題ひとつひとつに印をつけてください。1周目の目的は、自分の理解度を整理していくことです。正解していたとしても、解き方に不安がある場合は△をつけるなど、できるだけ厳しく印をつけると、完璧な理解につながり、実力がつきやすいです。

2周目は△と✕の問題を解き直します。△がついている問題は自力で解けるようになるまで、✕のついている問題は身近な先生に聞くなどして、理解できるようになるまで解き直しましょう。

3周目はすべての問題を自力で解けるようになっているかの確認です。ここで抜けや漏れがあれば再度復習し、わからない問題をなくしましょう。


苦手な数学を克服するために取り入れたい3つの行動

数学の苦手を克服したい人は多いと思います。ここからは苦手な数学を克服するために、取り入れたい3つの行動について紹介します。

●数学的思考が身につく本を読む

数学を解くために必要な思考法や、問題解決法の本を読んでみましょう。論理的な思考力が身につき、数学に対する考え方や問題への取り組み方の変化が期待できるので、数学の苦手を根本的に解決したい方におすすめです。

●人に相談する

家族や先生、友人などの周囲の人に、数学が苦手だと感じていることを相談するのも一つの方法です。
人に相談すると、自分では気がつかなかった解決策を発見できることがあります。

●塾の利用を検討する

数学が苦手に感じている場合、塾を活用して集中的に学ぶのもおすすめです。学校の授業は学習スケジュールが学年全体で固定されているので、自分のペースで学習を進めるのは簡単ではありません。塾は個人の学びをサポートしてくれるため、苦手な単元も納得がいくまで学べます。


数学を苦手と感じている中学生に「京進の中学・高校受験TOPΣ」がおすすめの理由

京進の中学・高校受験TOPΣ」が、数学が苦手な中学生や苦手意識を持っている中学生におすすめの理由を解説します。

●ひとりひとりに合った学習計画を立てる

京進の中学・高校受験TOPΣの数学の授業では、AIを用いた学習ツールである「atama+」を採用しています。「atama+」の最大の特徴は、ひとりひとりの理解度に合わせた「さかのぼり学習」です。1人1台iPadを貸与し、生徒の学力に合わせて学習計画を立てるため苦手分野の克服につながります

●復習を重視した学習法を取り入れている

数学は、理解できるまで何度も問題を解く反復学習が大切です。京進の中学・高校受験 TOP∑では、問題を解く力がつくまで繰り返しテストをすることで、定着度を確認できるシステムになっています。具体的には、週単位で確認テストを行い、理解の浅い単元を明確にしつつ、効率的に知識を定着させます。

●ほめる指導で学ぶモチベーションを維持する

京進の中学・高校受験 TOP∑では、ほめる指導によって「わかる喜び」「できる自信」「考える楽しみ」を持って、学習に取り組んでもらうことを重視しています。生徒のモチベーションを維持し、数学への苦手意識をなくすことを期待できます。


苦手な数学を克服するために、さまざまな方法を試してみよう

数学の苦手は必ず克服できます。まずは本記事で紹介した「解く過程を書き残す」、「間違えた問題を解き直す」、「過去の単元から復習する」、「繰り返して問題を解く」の4つを実践してみてください。

塾の利用を検討したい方は、京進の中学・高校受験 TOP∑がおすすめです。無料体験教室への参加や資料請求ができるので、ぜひお問合せください。

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