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高校受験で気になる倍率の本当の意味|志望校を選ぶ際に大切なこと

2023.04.05

「志望校を決めるにあたって、倍率の重要性を知りたい」
「倍率の考え方を知ったうえで、各高校の倍率をリサーチしておきたい」

このような考えを持っている受験生や保護者の方もいるでしょう。受験を突破するためには、志望校の倍率を把握するなど情報を集める取り組みが非常に大切です。

この記事では、倍率の意味や倍率の調べ方、変動する原因を解説します。高校受験を控えている方は、ぜひ最後まで読み進めてください。

◆本記事の目次

高校受験で重要な倍率の意味と種類

高校受験を突破するためには、「倍率」についての基礎知識や理解が欠かせません。ここからは、高校受験における倍率の意味と種類を解説します。

●倍率とは

倍率とは、募集定員に対して何倍の人が応募したかを表す数値を指す言葉です。具体的には、「〇人のうち1人が合格すること」を意味しています。たとえば、2倍の倍率であれば、「2人のうち1人合格する」ことになります。

計算式は下記の通りです。

【倍率の計算式】
倍率=受験人数÷募集定員

受験を勝ち抜くための情報の一つとして、倍率は重要な指標です。数年分の倍率を確認したうえで、合格率がどの程度あるのかをあらかじめ把握し、志望校を決める材料としましょう。

●倍率の種類

倍率の種類は、出願倍率(志願倍率)、受験倍率、実質倍率の3種類があります。ひとつひとつの倍率について簡単に解説します。

・出願倍率
出願倍率とは、「出願が締め切られた時点の倍率」です。出願倍率は「出願者数(志願者数)÷募集定員」で算出します。

・受験倍率
受験倍率とは、「試験が終了した時点の倍率」です。受験倍率は「受験者数÷募集定員」で算出します。受験当日に欠席した人や受験を辞退した人を受験人数から引いて算出するため、出願倍率より下がる傾向があります。

・実質倍率
実質倍率とは、「合格発表の時点の倍率」で、計算に使用するのは合格が確定した人数です。「受験者数÷合格者数」で算出します。辞退者を見込んで募集定員より多めに合格者を出すことがあるため、受験倍率よりも下がることが多いです。

「倍率」と一口にいっても、出願倍率、受験倍率、実質倍率はそれぞれ性質が異なります。公表されている倍率を確認する際には、どの種類の倍率を表しているのかをしっかり確認しましょう。また、私立高校は年によって募集定員に対する合格者数が変わることがあるため、受験倍率よりも実質倍率に注目することをおすすめします。

●定員割れとは

定員割れとは、募集定員よりも応募者が少ない状態を指す言葉です。具体的には、倍率が1.0倍未満の場合に「定員割れ」となります。

しかし、定員割れを起こしていても応募者全員が合格するわけではない点は留意しましょう。定員割れであっても、高校が設定した基準点を下回ると不合格になることがあります。


高校受験の前に知っておきたい志望校の倍率の調べ方と変動する原因

高校受験の倍率は、年によって各高校変動します。例年の倍率を調べて受験する年の倍率の参考にしましょう。ここからは、志望校の倍率の調べ方と変動する原因を解説します。

●志望校の倍率の調べ方

倍率の調べ方は、県立高校や市立高校、都立高校などの公立高校と私立高校によって多少変わってきます。

公立高校の倍率は、新聞や各都道府県の教育委員会のWEBサイトなどで公開されています。私立高校は、高校のWEBサイトに記載されることが多いです。受験する高校の出願倍率は出願が締め切られると発表されるため、締め切り後に確認しましょう。

●高校の倍率が変動する要因

高校の倍率が変動する要因として挙げられるのは、当該高校の内外における状況の変化です。各高校で入試に関する変化があると例年とは違う倍率になることがあります。

特に、入試制度変更や募集定員増減が影響する傾向があります。この2点が変わると例年と受験者の行動が変化しがちです。考えやすい例としては、「募集定員を減らした高校から別の高校へ志望校を変更する受験生が増える」などが挙げられるでしょう。

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高校受験の際に注意したい倍率の考え方

高校受験の際には、どうしても「倍率」に目が向きやすいですが、こだわりすぎないよう注意してください。ここからは、高校受験の際に気をつけたい倍率の考え方を3つ解説します。

●倍率だけで志望校を決めない

倍率と合格の難易度は異なるため、倍率が低いから合格しやすいとは限りません。そのため、「簡単に合格できそうだから」といって、倍率だけで志望校を決めるのは避けましょう。自分の学力レベルに応じた学校を選ぶことが大切です。

何よりも重要なことは、倍率の影響を受けない学力をつけることでしょう。最終的には、自らの実力を高めていくことが合格への近道です。

●倍率だけで志望校の変更を判断しない

倍率だけで志望校の変更を判断しないことも、受験時には重要です。志願校の変更を考える際、倍率はあくまで指標の一つとして考えましょう。

例年倍率が低い高校を受験したとしても、「倍率の低い高校へ志望校を変更する人が集中し、かえって倍率が高くなる」という可能性も考えられます。

志望校を変更する際には、「どうしても勉強したい高校があるので、少し背伸びをしてランクを上げたい」「偏差値が少し足りないので、確実に合格できる高校を選ぶ」など、倍率以外の観点で変えることをおすすめします。

●高校の倍率を調べる際は単年で判断しない

受験時に高校を選ぶ際には、単年の倍率のみで判断しないよう気をつけましょう。年によって倍率は変わるため、1年前の結果のみで判断をするのは危険です。

特に、前年度の倍率が低い高校は翌年の倍率が高くなるなど、前年の倍率によって出願者の増減は変化しがちです。必ず複数年の倍率の傾向を見て参考にするよう心がけましょう。


高校受験の際には倍率も一つの判断材料としましょう

公立高校入試や私立高校入試を控えている際には、さまざまな情報を入手することが重要です。その情報の一つとして、志望校の倍率は数年分まとめて把握しておきましょう。

また、倍率の情報集めと並行して、受験生本人の実力を高めていくことは何よりも重要です。京進の中学・高校受験 TOP∑では、勉強の習慣化や生徒ひとりひとりに目を向けた指導など、成績をアップするための取り組みを多数行っています。無料体験や無料資料請求も受け付けているため、志望校合格に向けてがんばっていきたい方は、ぜひお問合せください。

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