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高校受験の志望理由の例文6選!書き方の手順・ポイント・失敗例を解説
高校受験が近づくと、多くの受験生が悩むのが志望理由書の作成です。志望理由書は、その高校を志望した理由や、入学後にどのように学校生活を送りたいかを学校側に伝える大切な書類です。
とくに推薦入試や特色選抜、面接を伴う入試では、志望理由が評価材料の一つになることがあります。そのため、「何を書けばよいのかわからない」「例文を参考にしながら考えたい」と感じる人も多いでしょう。
そこでこの記事では、高校の志望理由の例文6選に加え、書き方の手順や押さえておきたいポイント、さらによくある失敗例までを解説します。志望理由書をこれから書く人は、ぜひ参考にしてください。
本記事の目次
- 高校の志望理由の例文6選【ケース別】
- 高校の志望理由でよくある失敗例とは
- 高校入試で説得力のある志望理由を書くための3ステップ
- 【高校の志望理由書の書き方】読みやすく伝わる文章にするポイント
- 高校の志望理由書は、例文を参考にしつつ添削で磨き上げよう
- 高校の志望理由に関するQ&A

高校の志望理由の例文6選【ケース別】
志望理由を書くときは、まず例文を参考にすると全体のイメージをつかみやすくなります。ただし、例文をそのまま写すのは避けましょう。大切なのは、自分の経験や志望校の特色に合わせて内容を調整することです。
ここでは、よくあるケース別に志望理由の例文を紹介します。
例文①進学実績・カリキュラムに惹かれた場合
【例文】
私は将来、理系分野を深く学び、大学での学びにつながる力を身につけたいと考えています。貴校の公式サイトや学校案内で、探究的な学びや発展的な授業に力を入れていることを知り、興味を持ちました。入学後は基礎学力を固めたうえで、探究活動にも主体的に取り組み、自分の関心を深めながら進路選択につなげたいと考え、志望いたしました。
【ポイント】
進学実績に惹かれて志望する場合は、単に「進学率が高いから」と書くだけでは不十分です。大切なのは、大学進学後に何を学びたいのか、そのために高校でどのような力を身につけたいのかを具体的に示すことです。高校の教育内容やカリキュラムと自分の目標を結びつけることで、目的意識のある志望理由になります。
例文②将来の夢がある場合
【例文】
私は将来、医師になることを志しています。貴校では理数系の学習に力を入れているだけでなく、医療や福祉に関する講演会や探究活動など、進路について深く考える機会があると知りました。専門知識を学ぶとともに、医師に必要な高い倫理観を育みたいと考え、志望しました。
【ポイント】
将来の夢を軸にする場合は、その夢と志望校の教育内容がどう結びつくかを意識しましょう。例えば医師を目指すなら、進学実績だけでなく、探究活動や講演会、職業理解につながる学びなど、学校独自の取り組みに触れると説得力が増します。説明会やオープンスクールで集めた情報も、志望理由を具体的にする材料になります。
例文③学校行事や校風に惹かれた場合
【例文】
私はオープンスクールに参加した際、先輩方が互いに声をかけ合いながら活動している姿が印象に残りました。行事の説明でも、生徒主体で準備を進める雰囲気が伝わり、協力しながら挑戦できる環境だと感じました。入学後は行事にも積極的に関わり、仲間と成長できる3年間にしたいと思い、志望いたしました。
【ポイント】
学校の雰囲気に惹かれた場合は、「楽しそうだった」で終わらせず、自分が実際に見たり感じたりした場面を具体的に書くことが大切です。どのような場面で、誰のどんな姿に心を動かされたのかを示すことで、学校への理解や入学後の意欲が伝わりやすくなります。
例文④部活動に打ち込みたい場合
【例文】
私は中学で〇〇部に所属し、目標に向けて継続して練習する大切さを学びました。貴校の部活動紹介で〇〇部の活動方針や練習内容を知り、技術だけでなく人としても成長できる環境だと感じました。入学後は学業との両立を意識しながら、チームに貢献できる選手を目指したいと思い、志望いたしました。
【ポイント】
部活動を志望理由にする場合は、中学での経験と高校での目標をセットで書くことが重要です。実績がある場合はもちろん、結果だけでなく努力の過程や学んだことにも触れましょう。そのうえで、高校ではどのように頑張りたいのか、どのような存在になりたいのかを具体的に示すと、前向きな姿勢が伝わります。
例文⑤新しいことに挑戦したい場合
【例文】
私は高校では新しい分野に挑戦し、自分の可能性を広げたいと考えています。オープンスクールで〇〇部の紹介を見て、未経験でも基礎から学べる環境があることを知りました。入学後はまず基礎を身につけ、継続して取り組む力を育てながら、学校生活全体にも前向きに取り組みたいと考え、志望いたしました。
【ポイント】
未経験の分野に挑戦したいという思いも、立派な志望理由になります。その際は、なぜその活動に興味を持ったのか、どんな成長を目指しているのかを明確にしましょう。「新しいことをやってみたい」だけで終わらせず、その挑戦が自分にとってどのような意味を持つのかまで書けると、内容に深みが出ます。
例文⑥通学のしやすさや学習環境に魅力を感じた場合
【例文】
私は高校では、日々の学習を積み重ねながら、自分の得意分野を伸ばしていきたいと考えています。貴校の学校案内で、放課後の補習や検定取得に向けた取り組みが充実していることを知り、着実に力を伸ばせる環境だと感じました。中学でも苦手な単元を繰り返し見直しながら学習を続けてきたため、入学後もその姿勢を大切にし、目標に向かって一歩ずつ成長したいと思い、志望いたしました。
【ポイント】
「勉強しやすそうだから」という漠然とした理由ではなく、具体的な制度やサポート内容に触れることが大切です。補習、資格・検定の支援、少人数授業など、その学校ならではの学習環境と自分の学習スタイルを結びつけて書くことで、説得力のある志望理由になります。
高校の志望理由でよくある失敗例とは
志望理由書では、良かれと思って書いた内容が、かえってマイナスに働くこともあります。ここでは、多くの受験生が陥りやすい失敗例を紹介します。自分の文章に当てはまるものがないか、確認してみましょう。
失敗例1:理由が抽象的で、どの高校にも当てはまってしまう
「校風が素晴らしい」「雰囲気が良くて楽しそう」といった表現は、一見前向きですが、具体性に欠けます。これでは、なぜその学校を選んだのかが十分に伝わりません。
説得力を高めるには、何を見てそう感じたのかを具体的に書くことが大切です。例えば、「授業中に生徒同士が活発に意見を交わしている様子を見て、自分もこの環境で学びたいと思った」というように、場面を示して説明しましょう。
失敗例2:魅力を並べすぎて、志望理由の軸がぼやける
進学実績も良い、部活動も盛ん、施設もきれいなど、学校の長所をたくさん書きたくなることがあります。しかし、魅力を詰め込みすぎると、自分が何に最も惹かれたのかが見えにくくなってしまいます。
志望理由の軸は、1つか2つに絞るのが理想です。その理由を、自分の経験や将来の目標と深く結びつけて書いたほうが、印象に残る文章になります。
失敗例3:好き・得意で終わり、根拠や入学後の話につながらない
「英語が好きだから、英語に力を入れている貴校を選びました」という書き方は、悪くはありませんが、それだけでは弱い印象になります。
大切なのは、中学でどのようにその「好き」や「得意」を伸ばしてきたのか、そして高校でどう生かしたいのかを書くことです。例えば、「中学では英検準2級の取得に向けて勉強を続けた。貴校では英語で発表する機会や実践的な授業を通して、さらに表現力を高めたい」といった流れで書くと、志望理由に筋道が通ります。
失敗例4:リサーチ不足で、学校の実態とズレた内容になってしまう
実際にはない制度や、すでに募集を停止しているコースについて書いてしまうと、大きなマイナスにつながります。学校側に「本当にうちの学校を調べたのだろうか」と思われてしまうからです。
公式サイトや最新の学校案内、学校説明会で配布された資料などを確認し、正しい情報をもとに書きましょう。説明会で印象に残った話や、見学で感じたことを盛り込むと、きちんと調べた姿勢も伝わります。
失敗例5:言い切れず、文章全体が自信なさそうに見える
「〜だと思います」「〜かもしれません」といった表現が続くと、意志が弱く見えてしまいます。志望理由書は、自分の意思を伝えるための文章です。
もちろん断定しすぎる必要はありませんが、基本は「です・ます」で言い切り、「〜と考えています」「〜という思いから志望しました」といった表現を中心にすると、前向きで自信のある印象になります。
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高校入試で説得力のある志望理由を書くための3ステップ
説得力のある志望理由を書くには、いきなり文章を書き始めるのではなく、先に考えを整理することが大切です。
志望理由は、「学校を理解して選んでいるか」「入学後にやりたいことがあるか」「これまでの経験とつながっているか」が伝わると、説得力が増します。
まずは、以下の3ステップで志望理由に盛り込む内容を整理してみましょう。
Step1.志望校の情報を集める
公式サイトやパンフレットを見て、校訓や教育方針、学校の特色を確認しましょう。オープンスクールに参加した場合は、実際の雰囲気や印象に残った先輩の様子などもメモしておくと、志望理由に具体性を持たせやすくなります。
Step2.自己分析をする
自分の得意なこと、中学で特に頑張ったこと、将来どのような人になりたいかを書き出してみましょう。大きな実績でなくても構いません。日々の努力や経験を振り返ることで、自分らしい志望理由の材料が見えてきます。
Step3.情報を絞り込む
志望校の特色と自分の希望が重なる部分を見つけ、その中から「志望理由の核」を1〜2点に絞りましょう。あれもこれもと詰め込むより、もっとも強く結びつく内容に絞ったほうが、読み手に伝わりやすい文章になります。
※参考コラム:高校受験の自己PRを成功させる3つのポイント!書き方のコツやよくある失敗例も紹介
【高校の志望理由書の書き方】読みやすく伝わる文章にするポイント
志望理由に盛り込む内容が整理できたら、次は文章として整える段階です。どれだけ内容が良くても、読み手に伝わりにくければ十分に評価されません。採点者や面接官は多くの書類を読むため、一読して内容がつかめる文章を意識することが大切です。
以下の4つのポイントを押さえて、読みやすい志望理由書に仕上げましょう。
結論から書く
1文目で「私は〜という理由で、貴校を志望しました」と結論をはっきり示しましょう。最初に志望理由の中心を伝えることで、その後の説明も理解されやすくなります。
具体的なエピソードを添える
自分の体験を交えると、文章に説得力が生まれます。例えば、部活動の大会で学んだことや、文化祭・学校見学で印象に残った出来事を書くと、志望理由に自分らしさを出しやすくなります。
語尾を統一する
文章全体は「です・ます」調で統一し、志望校は「貴校」と表現するのが基本です。表現がそろっていると、読みやすく丁寧な印象になります。
第三者に添削してもらう
自分では気づきにくい誤字脱字や伝わりにくい表現があるため、学校の先生や塾の講師、保護者に読んでもらうのがおすすめです。客観的な意見をもらうことで、文章の完成度を高めやすくなります。
高校の志望理由書は、例文を参考にしつつ添削で磨き上げよう
志望理由書は、なぜその高校を選ぶのか、入学後に何をしたいのかを学校側に伝える大切な書類です。書くのは難しく感じるかもしれませんが、志望校について調べ、自分の考えを整理することは、後悔のない高校選びにもつながります。書き方のポイントや例文を参考にしながら一度書いてみたら、先生や保護者など第三者に読んでもらい、自分の意図どおりに伝わっているかを確認しましょう。また、提出前には志望理由書をコピーしておくと、面接対策や受験直前の見直しにも役立ちます。
志望校選びや志望理由書の作成に不安がある場合は、塾や学校の先生に相談するのも有効です。京進の中学・高校受験TOPΣでは、学習計画のサポートだけでなく、一人ひとりの希望や性格に合わせた志望校選び、志望理由書の作成相談にも対応しています。学校生活や部活動との両立、受験期の悩みも含めて相談しながら準備を進めたい方は、無料体験や資料請求をチェックしてみてください。
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高校の志望理由に関するQ&A
将来の夢が明確でない場合は、高校3年間で「何を学び、どう成長したいか」に焦点を当てるのがおすすめです。例えば、「中学で培った数学への興味を、貴校のカリキュラムの中でさらに深め、自分の適性を見極めたい」といった書き方が考えられます。将来の夢がはっきりしていなくても、志望理由として十分に成り立ちます。
高校受験の志望理由の書き出しは、結論から始めるのが基本です。「私は、〇〇という貴校の教育方針に共感し、志望いたしました」や「私は高校生活で〇〇に力を入れたいと考え、貴校を志望しました」といった形で始めると、その後の説明が伝わりやすくなります。
高校受験の志望理由に部活動を挙げることは問題ありません。実際に、部活動の実績や指導方針に惹かれて受験を決めるケースは多くあります。ただし、「強いから」だけで終わらせず、その活動を通してどのように成長したいのか、学業とどう両立したいのかまで書くと、より説得力が増します。
高校受験における志望理由の重要性は、入試方式や学校によって異なります。とくに推薦入試や特色選抜、面接を伴う入試では、評価材料の一つになりやすいです。面接では、志望理由書の内容をもとに質問されることもあるため、書類と口頭の説明に一貫性を持たせることが大切です。