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【中学受験】学校説明会のチェックポイント8つ&参加の時期やマナー
「中学校受験の学校を決めるにあたって、学校説明会に参加したい」
「学校説明会に参加しておくべき理由を知りたい」
このような考えを持っている保護者の方もいるでしょう。子どもが高いモチベーションで中学校に通うためにも、学校説明会や学校見学会、学校イベント、進学相談会、入試説明会、オープンスクールなどに参加して雰囲気をつかんでみることをおすすめします。
この記事では、学校説明会に行くのをおすすめする理由や、学校説明会で確認したいポイントを解説します。中学受験を検討している方は、ぜひ最後まで読み進めてください。
◆本記事の目次
受験を検討する中学校の説明会は行くのがおすすめ
受験を検討している場合、できる限り中学校の説明会は行くのがおすすめです。ここからは、学校説明会の概要や行くべき理由を解説します。
●学校説明会とは?
学校説明会とは、受験を検討している家庭向けに学校の特徴を紹介する場を指す言葉です。
紹介する内容の例としては、教育理念や指導方針、授業・部活動などの生徒の日常、進学実績などが挙げられます。学校によっては、校内設備や施設見学、個別相談も可能です。オンラインで実施している学校もあります。
●学校説明会へ行ったほうが良い理由
学校説明会へ行ったほうが良い理由は、直接学校に行くことでパンフレットやHPだけでは得られない生の情報を収集できるためです。実際に志望校に足を運ぶことで、建物の様子や学校の雰囲気、教職員の印象、交通の便などが自らの体験・経験としてわかるようになります。
また、子どもも参加できる学校説明会の場合は、受験に向けた勉強のモチベーションにつながる可能性もあります。
学校説明会で確認したい8つのポイント
中学校は、人間の発達において重要な時期を過ごす場所です。入学後に後悔しないためにも、子どもとの相性をしっかり確認しておきましょう。
ここからは、学校説明会で確認したいポイントを8つ解説します。
●教育理念・指導方針
学校説明会では、教育理念・指導方針を確認しましょう。子どもが学びを進めていくうえで、学校がどのような生徒を育てたいのか、どのような教育を実施しているのかといった観点はとても大切です。
家庭の教育方針や子どものやりたいことと、教育理念・指導方針が合致しているかなど、相性を見極めて学校選びをしましょう。
●校風
子どもの性格が学校と合うかを考えるうえでは、校風も重要な観点です。校風は学校によって異なります。自主性を大切にする自由な学校、規律の厳しい学校などさまざま校風があるため、子どもにふさわしい学校かどうかを確認しましょう。
●教職員の雰囲気
教職員の雰囲気も学校説明会の際に確認したい点です。教職員の言葉や行動は子どもたちの人格形成に大きな影響を与えます。
具体的には、「言葉遣いがしっかりしているか」や「子どもに対する態度は適切か」といった点などをチェックしましょう。
●生徒の雰囲気
実際に通っている生徒の雰囲気も、学校選びにおいては重要な要素です。どのような子どもが通っているのか、意欲的に勉強や部活動に取り組んでいるかなどを確認するといいでしょう。生徒が学校生活をどのように過ごしているのかも大切な情報です。
●授業のスタイル
学校によって、授業のスタイルは大きく変わってきます。共学であれば男女一緒のクラスが一般的ですが、授業によっては男女別に受ける学校もあります。また、科目によっては少人数で授業を行うケースなどもあるでしょう。
●部活動・課外活動
部活動や課外活動はどのような種類があるのか、どのように行っているのかといった点も、学校説明会時に確認しておくといいでしょう。
学校によって力を入れている部活動は異なります。全国大会を目指した取り組みを行っている学校もあるため、子どもの興味・関心に合わせて学校を選ぶことをおすすめします。
●通学環境・周辺環境
学校説明会時に把握しておきたいポイントは、通学環境です。学校までの時間はどのぐらいかかるか、電車を使う場合は乗り換えが必要かどうかなどを実際にチェックしておきましょう。
●進学実績
高等学校や大学への進学実績も、学校説明会のときに確認しておきたい内容です。有名大学への進学率はどのぐらいか、私立中高であれば推薦枠の定員はどのぐらいなのかなどを聞くことをおすすめします。
進学先は重要な要素であるため、質問を交えつつ詳細をしっかり聞いておきましょう。
\生徒ひとりひとりに合った指導で志望校合格へ導く/
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学校説明会にはいつごろから参加すると良い?
明確な決まりはありませんが、早い場合は小学4年生、小学5年生ごろから参加する子どもや保護者が多い傾向です。小学4年生、小学5年生のうちから参加することで、子どもの受験意欲も高まるでしょう。
気になる学校があったり、志望校ができたりしたら、学年に関係なく学校説明会に参加しても大きな問題はありません。計画的に受験対策を進めるためにも、忙しくなる前に積極的に参加するのがおすすめです。
学校説明会に参加する前に知っておきたい基本のマナー
学校説明会への参加は、子どもにとっても保護者にとっても大切な機会です。情報を集めつつ有意義な時間を過ごすために、基本的なマナーはある程度押さえておきましょう。
ここからは、学校説明会に参加する前に知っておきたい基本のマナーを2つ解説します。
●学校説明会に行く服装
学校説明会に行く際の服装については、多くの場合、学校による指定の服装はありませんが、保護者の服装は男性はビジネスカジュアル、女性は品と清潔感のあるお出かけ着がおすすめです。
着るべき服装は学校の雰囲気によって変わります。私立中学校は、ダメージジーンズやスウェットなどカジュアルすぎる服装の保護者は少ない傾向です。
●学校説明会であると便利な持ち物
学校説明会であると便利な持ち物は、筆記用具(ノート、ペン)、ファイル、大きめのカバンです。筆記用具は感想や気になったことをメモしたり、書類を書いたりする際に使用します。資料を持ち帰るためのファイルやカバンもあると良いでしょう。A4サイズの書類が入る大きさがおすすめです。
また、土足厳禁の学校もあるため、スリッパと靴入れも持っていくのが望ましいです。
中学受験時には学校説明会への参加を心がけましょう
中学受験を検討している際には、学校に関するさまざまな情報を入手することが重要です。情報収集手段の一つとして、保護者対象や子ども対象の学校説明会の案内を確認して参加を検討しましょう。
また、情報集めだけして、受験勉強をおろそかにしてはいけません。「京進の中学・高校受験 TOP∑」や「京進の個別指導 スクール・ワン」では、生徒ひとりひとりに目を向けた指導や受験合格をサポートするための取り組みを多数行っています。入試問題にフォーカスした授業や入試情報の提供もしており、多角的なお手伝いを意識しているのが特徴です。
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