- 大学受験
部活と受験勉強を両立するメリット・デメリット&両方やり遂げるコツ
「大学受験を意識すべきタイミングになったが、部活を続けるべきか迷っている」「受験と並行して、部活も一生懸命取り組みたい」
このような思いを持っている高校生もいるでしょう。大学受験に合格するためには勉強時間の確保が欠かせませんが、部活にもしっかり取り組んでいきたいものです。
この記事では、受験生が部活を続けるメリット・デメリットや、受験勉強に活かせる部活での学びを解説します。ぜひ最後まで読み進めてください。
◆本記事の目次
受験生が部活を続けるメリットとデメリット
受験生が部活を続けるか否かを検討する際には、メリットとデメリットを十分に比較しつつ方針を決めましょう。
メリットとしては「部活に対する後悔が残らない」「アピールポイントを得られる」といった点が挙げられます。一方、デメリットとしては「勉強時間や休息時間を確保しにくくなる」といった点が挙げられるでしょう。
ここからは、受験生が部活を続けるメリットとデメリットを解説します。
●受験生が部活を続けるメリット
高校生にとって、部活は3年間力を入れる大きな取り組みの一つです。部活を納得するまでやり切ることで、部活引退後に悔いが残らない点はメリットとして挙げられるでしょう。やり切ったという達成感を得られれば、受験モードへの切り替えがしやすくなります。
部活を続けることは推薦入試におけるアピールポイントにもなるでしょう。志望校に提出する活動報告書に「部活を継続したこと」を書く生徒も多くみられます。部活で優秀な成績を収めれば自己PRにもつながります。
さらに、勉強の気分転換になる点も部活を続けるメリットです。好きなことに打ち込むことでストレス発散になるだけでなく、体を動かす部活であれば運動不足解消も見込めるでしょう。
●受験生が部活を続けるデメリット
受験生が部活を続けるデメリットは、十分な勉強時間を確保しにくくなる点です。朝や放課後、土日の練習・校外試合など、学校の授業以外に部活動の時間を割くため、必然的に勉強に回せる時間は減るでしょう。
また、勉強したい気持ちはあっても、部活によって体力を消費してしまい、疲れて後回しになる可能性も考えられます。
受験勉強に活かせる部活での学び
部活を続けることによって得られるさまざまな力は、受験勉強にも活かせます。体力や精神力が育まれれば、勉強にもいい効果をもたらすでしょう。
ここからは、受験勉強に活かせる部活での学びを紹介していきます。
●体力や精神力
部活によって得られる力として代表的なものは、体力や精神力でしょう。受験のプレッシャーや日々の勉強を乗り越えるには、双方の力が必要です。
試合やコンクールに出場することで、プレッシャーに強いメンタルが育まれます。また、日頃から練習を積み重ねることで、一つの物事を継続する心の力も得られるでしょう。部活によっては、練習による体力の向上も見込めます。
●目標に向かって努力する姿勢
目標に向かって努力する姿勢も、部活によって育まれる力です。自らが達成すべき目標を立て、その目標に向かって最後まで努力し続けたことは、何にも代えがたい経験でしょう。練習で課題をクリアしたり、優勝を目指して努力したりする姿勢は、受験にも応用できます。
●計画を立てて実行する行動力
受験勉強に活かせる部活での学びとしては、計画を立てて実行する行動力も挙げられます。部活で培った計画立案の習慣は、受験勉強でも活かせるでしょう。目標達成のために練習メニューの立案などをしていれば、その経験をそのまま勉強に当てはめられます。
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部活と勉強を両立させるためにやるとよいこと
部活と勉強の両立は、コツさえつかんでおけば十分に可能です。ここからは、部活と勉強を両立させるためのコツを解説します。
●志望校を早めに決める
志望校を早めに決めると、部活と勉強を両立させやすくなります。あらかじめ志望校を決めておくと、入試内容に合わせた対策をとりやすくなるため、勉強が効率的に進んでいくでしょう。
出願方法によっては、願書の提出時期が早い場合もあります。志望校だけではなく、出願方法もあらかじめ決めておきましょう。
●模試を受けて自分の現在地を把握する
部活と勉強を両立させるためには、模試を受けて自分の現在地を正確に把握することも大事な取り組みです。模試の結果から志望大学の判定や自分の苦手分野を明らかにできるため、定期的に受けることで、自分の学習理解度の確認ができます。
本番に近い雰囲気で試験を受けるため、入試の予行練習にもなるでしょう。
●日々の授業を大切にする
部活と勉強を両立させる重要なコツは、日々の授業を大切にすることです。受験勉強の基本的な土台は、あくまでも学校の勉強です。部活によって総勉強時間が少なくなる分、授業での勉強時間を大切にするよう心がけましょう。
授業に集中することで、内申書や定期テストの結果を伸ばす効果も期待できます。部活とのメリハリをつけるよう意識し、モチベーション維持を図っていきましょう。
●スキマ時間を活用する
スキマ時間を活用することで、部活と勉強を両立させやすくなります。スキマ時間の代表例としては、通学時間や遠征の移動時間、学校の昼休みなどが挙げられるでしょう。
場所や時間に関係なく、いつでも・どこでも学習ができる状態をつくることをおすすめします。そのために、参考書を常に携帯するなどの工夫を取り入れましょう。
●塾を利用する
塾を利用することも、部活と勉強を両立させる重要なコツの一つです。塾で学ぶことで、短期間で効率よく勉強できます。志望校合格を目指すためには、基礎学力を高める取り組みが欠かせません。
また、苦手科目がある、勉強方法がわからない、勉強習慣をつけていきたいといった不安や悩みがある際には、講師に具体的に話すことをおすすめします。塾で相談や質問をすることで、不安なども徐々に解消されていくでしょう。
多くの塾には、受験対策に特化したカリキュラムがあります。また、個別指導やオンライン授業の場合は時間の融通もつきやすく、部活との両立もしやすい点もメリットです。
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