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模試のE判定から逆転合格はできる?受け止め方や合格に向けた勉強法

2025.12.19

模試で「E判定」という結果を受け、志望校への道を諦めかけていませんか?しかし、E判定は決して絶望的な結果ではありません。むしろ、今後の成績を伸ばせる可能性を示す「伸びしろの証」ともいえます。
この記事では、模試のE判定が意味すること、学年・時期ごとの受け止め方、そして逆転合格を目指すための具体的な勉強法を解説します。

模試がE判定でも諦めてはいけない!

模試とは、塾や予備校などが行う模擬試験、入試に向けた練習のようなものです。入試を想定した問題が出題され、その成績により自分の現在の立ち位置や偏差値、志望校の合格率などを把握できます。まずは、模試の判定基準について見ていきましょう。

そもそも模試のE判定とは?

模試の判定はA~Eの5段階が一般的で、E判定は「現状のままでは合格可能性20%以下」を示します。これは模試の成績を過去データと照らし合わせて算出されたものです。

模試の合格判定は、おおむね以下のようになっています。

模試の判定結果合格の可能性
A判定80%以上
B判定60~80%
C判定40~60%
D判定20~40%
E判定 20%以下

ただし、これらはあくまで「模試判定での合格可能性」の数値です。判定基準や問題の難易度、配点などは模試によってそれぞれ違いがあり、この結果がすべてではありません。模試の判定結果は目安として受け止め、今後の志望校合格への対策に活かしましょう。

模試がE判定でも諦めないほうが良い理由

E判定でも諦めるべきではない理由は、大きく分けて2つあります。

模試によって判定は変わるから
模試と一言でいっても種類はたくさんあり、受ける模試によって異なる判定が出ることもあります。さらに、模試の実施主体や会場、実施日などによって受験者層や問題のレベルも変わるため、たった1回の模試の結果だけで判断するのは早すぎます。受験者のレベルが高い模試の場合、判定結果が厳しく出ることもあるので、まずは結果を受け止めつつ分析と対策を練るようにしましょう。

今後の勉強次第で逆転合格できる可能性があるから
模試はただ受けて終わりではなく、結果を受けて反省や対策を行うことにこそ意味があります。E判定でも、苦手分野や課題を見つけ、それを克服できれば自ずと学力は向上していきます。結果が悪かったからと落ち込むのではなく、伸びしろがあるのだとポジティブに捉えることが大切です。

※参考コラム:成績がなかなか上がらない原因は?学力が伸び悩む理由と解決策

実はE判定の割合は多い?

「自分だけがE判定なのでは」と不安に思うかもしれませんが心配はいりません。実は、模試でE判定が出るのは、決して珍しいことではないのです。

模試の種類や受験者のレベルにもよりますが、D判定やE判定が全受験者の半数以上を占めることもあります。特に、レベルの高い大学を志望校に設定した場合、多くの受験生が初期段階ではE判定からスタートします。

ただし、判定は「受けた時期」によってその意味合いが大きく変わる点に注意が必要です。次は、時期別の受け止め方について詳しく見ていきましょう。

【時期別】模試がE判定だったときの受け止め方

【高1~高2】E判定の受け止め方

受け止め方のポイント

  • 諦めるのはまだ早い:時間は十分にあるため、挽回のチャンスは大きい
  • 現状把握の機会と捉える:模試の結果を分析し、苦手分野の克服に役立てる

高校1〜2年生の時点でE判定でも、志望校を諦める必要はありません。大学受験まで時間は十分にあり、巻き返すチャンスは大きいからです。この時期の模試は、あくまで自分の実力試しや現状把握の機会として活用しましょう。結果に一喜一憂するのではなく、苦手分野を特定し、今後の学習計画に役立てることが重要です。

【高3(春)】E判定の受け止め方

受け止め方のポイント

  • 逆転合格の可能性は十分ある:夏までの基礎固めが成績アップのカギ
  • 基礎力向上に集中する:苦手分野を中心に徹底的に復習し、土台を固める

高校3年生の春にE判定なら、逆転合格の可能性は十分にあります。夏までは基礎固めに取り組む生徒が多く、ここからの巻き返しが可能だからです。苦手分野を中心に基礎を徹底すれば、秋以降に成績が大きく伸びる可能性があります。志望校と自分の実力差は認識しつつも、まずは土台作りに集中しましょう。

【高3(夏)】E判定の受け止め方

受け止め方のポイント

  • 楽観視は禁物:志望校の入試傾向を分析し、具体的な対策を始める時期
  • 志望校に特化した学習計画を立てる:過去問などを活用し、効率的な勉強を心がける

この時期のE判定はまだ挽回のチャンスは残っていますが、楽観視できません。志望校の種類(国公立・私立)や入試方式によって対策は異なるため、入試傾向を調べて志望校に的を絞った学習計画を立てましょう。

【高3(秋)】E判定の受け止め方

受け止め方のポイント

  • 冷静な現状分析が必要:合格までの距離を冷静に見極め、現実的な判断をする時期
  • 後悔のない選択をする: 残された時間で何ができるかを考え、納得できる進路を選ぶ

受験本番が近づく秋にE判定が出た場合、より現実的な判断が求められます。場合によっては、模試の結果を判断材料に、現状の学力で合格を目指せる大学へ志望校を変更することも選択肢のひとつです。これまでの勉強は続けつつ、後悔しない進路を選ぶことが大切です。

やってはいけない!模試でE判定だったときのNG行動

E判定という結果に動揺し、間違った行動を取ってしまうと、逆転合格が遠のいてしまうかもしれません。ここでは、E判定だったときに避けるべきNG行動を3つ紹介します。

①すぐに志望校を諦めてしまう

E判定はあくまで現時点での指標であり、今後の学習次第で挽回は可能です。ここで簡単に諦めてしまうと「あの時もっと頑張っていれば」と後悔するかもしれません。目標達成のために「何をどう克服すればよいのか」を冷静に整理し、後悔のない選択をしましょう。

②やみくもに勉強時間を増やす

「判定が悪かったから」と、焦ってただ机に向かう時間を増やすのは逆効果です。大切なのは時間ではなく、その中身です。計画性のない長時間の勉強は、疲労が溜まるだけで成績は伸び悩みます。まずは一度立ち止まり、学習計画や勉強法そのものを見直すことが重要です。

③新しい参考書に次々と手を出す

不安な気持ちから、評判の良い参考書や問題集を次々と買い込みたくなるかもしれません。しかし、手を広げすぎると、どれも中途半端な理解で終わる危険性があります。まずは今持っている教材を信じ、繰り返し解いて完璧に理解することが合格への近道です。

模試E判定から志望校に合格するための勉強法

模試は入試本番ではありません。E判定という結果だけにとらわれず、次にどう活かすかが合格への分かれ道です。ここでは、E判定から逆転するための勉強法を解説します。

STEP1.現状を分析して「合格までの地図」を作る

まずは模試の結果を、今後の対策を立てるための貴重な資料として徹底的に見直しましょう。科目ごとの得点や偏差値だけでなく、各大問の正答率や失点の原因まで細かく確認します。失点の原因が「知識不足」なのか、「時間不足」や「ケアレスミス」なのかを明確にすることで、やるべき対策が見えてきます。

STEP2.基礎固めを徹底する

焦る気持ちから応用問題に手を出したくなりますが、合格への近道は基礎の徹底です。多くの応用問題は、基本的な知識の組み合わせで解けます。教科書や基本的な問題集を使い、「なぜそうなるのか」という理屈から理解し、誰かに説明できるレベルまで確実に身につけましょう。

STEP3.弱点克服の優先順位をつける

限られた時間で成果を最大化するには、弱点対策の優先順位付けが重要です。模試で見つかった苦手分野をリストアップし、「配点の高さ」と「伸びしろ(=短期間で得点につながりやすいか)」を軸に取り組む順番を決めましょう。志望校の入試で出題頻度が高い分野から対策するのが効率的です。

STEP4.模試の復習と過去問演習で実戦力を強化する

模試は受けっぱなしにせず、必ず解き直しを行いましょう。特に間違えた問題は、解答・解説を読んで理解するだけでなく、「なぜ間違えたのか」原因を分析し、同じミスを繰り返さないための対策を考えることが大切です。
そして、志望校の出題傾向や時間配分に慣れるために、過去問演習は欠かせません。本番同様に時間を計って解くことで、実践的な力を養うことができます。

志望校別の対策は合格のカギを握りますが、自分ひとりで計画を立て実行するのは簡単ではありません。そこで役立つのが、京進の個別指導スクール・ワンの「実戦トライアル」です。過去問を使ったテスト演習と解説授業を組み合わせ、本番さながらの実戦力を身につけられます。

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STEP5.モチベーションを維持する学習計画を立てる

「〇〇大学合格」という長期目標だけでなく、「今週はこの問題集を10ページ進める」といった短期目標を立てましょう。小さな成功体験を積み重ねることが、やる気の持続につながります。

ただし、自分ひとりで計画的に学習を進め、モチベーションを維持し続けるのは難しいものです。
京進の個別指導スクール・ワンでは、脳科学に基づいたオリジナルの学習手帳を使い、生徒ひとりひとりの目標達成をサポート。目標設定から計画実行までの習慣を身につけ、効率よく合格へと近づけます。

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模試のE判定はあくまでも目安!

模試のE判定は、多くの受験生や保護者の皆さまにとって受け入れがたい結果かもしれません。しかし、それはあくまで入試本番までの途中経過であり、現時点での課題を示してくれる指標にすぎません。大切なのは、結果に絶望するのではなく、正しい分析と戦略的な学習で、課題をひとつひとつクリアしていくことです。

「とはいえ、自分ひとりで冷静に現状を分析し、志望校合格までの学習計画を立てるのは難しい」「子どものサポートをしたいが、最近の大学入試は複雑でよくわからない」
もしこのようにお悩みでしたら、一度、受験のプロに相談してみてはいかがでしょうか。
京進の個別指導スクール・ワン」では、E判定からの合格を目指す生徒ひとりひとりのために、オーダーメイドの学習プランをご提案します。

模試の結果から「なぜE判定なのか」「どの分野をあと何点伸ばせば合格が見えるのか」明らかにし、お子さまの学力と志望校の入試傾向に合わせた「完全志望校別対策」で、合格までを徹底的にサポートします。

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