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中学受験で子どもと保護者が抱えがちな不安|合格に近づく解決策は?
中学受験をするご家庭に不安はつきものです。メンタル面や勉強法など、向き合うべき課題がいくつもあるでしょう。しかし、受験に向けて準備をしていくことで、一緒に成長することができます。
今回は、 中学受験で子どもと保護者が抱えがちな不安と解決策について紹介します。子どもだけでなく、保護者の方が不安やストレスを溜め込まない方法にも触れています。
中学受験を検討するすべてのご家族に役立つ内容となっていますので、ぜひ参考にしてください。
◆本記事の目次
中学受験でよくある不安①「子どもが勉強をしてくれない!」
子どもが勉強をしてくれないことで悩む保護者は少なくありません。特に、中学受験の勉強をする年齢は遊び盛りなので、勉強をしたがらない子どもがいるのはよくあることです。
子どもの気持ちも理解しつつ、勉強に対するやる気を引き出せるよう心がける必要があります。
子どもの勉強へのやる気を引き出すには、勉強の成果がどのような結果につながるかを子ども自身に理解してもらうことが大切です。
例えば、志望校に行けば将来の夢が叶えられる可能性が高まるなど、具体的にイメージさせましょう。
実際に志望校へ足を運んでみたり、モチベーションが上がりそうな映画を見せたりするなど、ちょっとしたきっかけでやる気が湧いてくることもあります。子どもによってやる気が出ない理由は異なるので、どんなものなら刺激を受けるのかを保護者がしっかりと考えて行動する必要があるでしょう。
中学受験でよくある不安②「子どもの成績が上がらず不安」
子どもの成績が上がらないことも中学受験でよくある不安の1つです。模試や過去問などで志望校への合格点になかなか届かない場合や、思ったよりも偏差値が低かった場合は、ほとんどの方が焦りを感じるでしょう。
子どもの成績を上げるには、まず成績が上がらない原因を突き止める必要があります。「質を上げるより量をこなす勉強になっている」「基礎ができていないまま先へ進んでいる」などが原因として挙げられます。
算数を例に挙げると、基礎的な計算ができていないまま、解き進めてしまい、いつも同じところで間違えているといった課題が挙げられます。この場合、基本的な計算問題を何回も復習し、間違いのクセを知ることが必要となります。算数に限らず、暗記系の問題であれば、苦手な単元を明確化し復習することが大切です。
成績が上がらない原因がわかってはじめて、正しい対策を考えることができます。苦手を得意に変えていくことさえできるのです。明確な原因が見つからないときは、塾の先生などに相談しアドバイスをもらうとよいでしょう。
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中学受験でよくある不安③「子どもの受験が不安・心配で辛い」
子どもの受験が不安であり、心配しすぎで辛いという保護者の方は少なくありません。子どもの成績やメンタル面だけでなく、中学入学後の環境やわが子の人生を考える必要があるからです。
解決策として、経験豊富な塾の先生に相談する方法があります。中学受験に関する情報を多く持ち、同じような悩みを持つたくさんの保護者と関わってきた先生からアドバイスをもらうことで、安心できるはずです。
不安は口に出すだけでも、苦痛を和らげる効果があります。不安なことを言語化することで、自分自身と向き合うことになるからです。
受験に対する不安などから神経質になる保護者は少なくありません。不合格になったらという不安や家族の協力が得られないなど原因はさまざまです。大切なのは、一人で受験の不安やストレスを抱え込まないことです。
受験生のサポートには、保護者の心の安定も重要です。塾の先生や家庭教師に相談しながら、保護者自身もメンタルをケアするようにしましょう。
中学受験でよくある不安④「受験当日の子どもになんて声をかければ良いのかわからない」
自信満々に受験当日を迎えた子どももいれば、不安なまま試験会場へ向かう子どももいます。そんな子どもへの声かけも受験生を支える保護者の悩みの1つです。
保護者自身も緊張しているであろう受験当日ですが、保護者として子どものパフォーマンスを最大化するサポートをする必要があります。
直前期に子どもの不安を解消させる方法として、子どもが自信を持てるような声かけがあります。自分に自信を持てる状態は高いパフォーマンスを発揮すると言われています。
例えば、「今まで勉強をがんばってきたから大丈夫」「信じてる」「あなたならできる」など、できていることに目を向けて声かけをするようにしましょう。また、直接話すことに照れがある場合などは手紙にするのも1つです。
中学受験でよくある不安⑤「うちの子が中学受験に向いているのかわからない」
そもそも、うちの子は 中学受験に向いているの?と疑問に思うこともあるでしょう。中学受験には、勉強が好きな子はもちろん、ある程度自力で自己管理ができる子、やりたいことや目標がある子が向いていると言われています。受験は体力勝負なので身体がある程度丈夫であることも大切です。
逆にこだわりが強すぎる子や成長がゆっくりな子には、中学受験は向いていない場合もあるかもしれません。
中学受験に向いている子の特徴に関してはこちらの記事で詳しく紹介しています。受験のメリット・デメリットも解説しているので、合わせてご覧ください。
参考コラム:中学受験に向いてる子の特徴とは?受験させるメリット・デメリットも解説
中学受験でよくある不安⑥「中学受験をさせて良いのか不安」
中学受験を検討する方の中には、中学受験をさせることが正しいのかどうかが不安という方もいるでしょう。
同じ小学校内には中学受験をしない子どもの方が多いかもしれません。まわりと比べてしまい、受験勉強に時間を割くことに不安を抱いても無理はありません。
しかし、中学受験をするメリットについて考えてみてください。大学進学を意識した授業を受けられる学校が多いこと、目標を達成するために努力する習慣が身につくことなど、中学受験にはいくつものメリットが存在します。
また、受験勉強を通して小学校の勉強だけでは得られない知識を得られることや、同じくらいの学力の同級生ができることも挙げられます。
さらに学校によっては、特色あるカリキュラムや学校の設備、施設の充実など物理的なメリットもあります。中学受験にはデメリットを上回るメリットがあると言えるでしょう。
中高一貫校のメリット・デメリットについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。進学検討中に気をつけたいことにも触れているので、ぜひ参考にしてみてください。
参考コラム:中高一貫校のメリット・デメリットは?進学検討中に気をつけたいこと
中学受験への不安はともに抱え込まないことが大切
ここまで、中学受験の子どもと保護者が抱えがちな不安について紹介してきました。入試直前のご家族なら不安は少なからずあるものです。
しかし中学受験には、大学受験対策を早くから行えることや目標を達成するための習慣が身につくなどメリットもたくさんあります。
中学受験に関する不安にぶつかったときは、塾の先生を頼って、成長と合格に導く解決策を一緒に模索していきましょう。
「京進の中学・高校受験TOPΣ」なら授業が一部の校舎を除いて夜19:00までに終わるので、家庭で過ごす時間や自宅での学習時間は削ることなく、生活リズムを変えずに受験対策できるのが魅力です。
また、ひとりひとりの可能性を伸ばす教育を実践しているため、中学受験への不安についてもサポートできます。
体験授業も随時行っているので、ぜひ公式サイトをご覧ください。