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効率のよい勉強法とは?京進おすすめの学習方法や集中を維持するポイント

2024.07.05

同じ1時間の勉強をしたとしても、しっかり学習内容が定着してテストの点にも反映される場合もあれば、結果にまったくつながらない場合もあります。それは、行った勉強が効率のよいものだったのか、そうでなかったのか、その違いによる可能性が大きいです。

今回は、できる限り負担なく効率のよい勉強をしたいと考えている方のために、集中を維持しやすい、成果につながる勉強方法について解説します。脳科学に基づく京進の勉強方法もご紹介しますので、参考にしてください。

◆本記事の目次

●京進がおすすめする効率的な勉強方法

現在は、ビジネスシーンだけではなく、学校教育や進学塾でも脳科学を活用した勉強法が注目され、実際に実践されていることをご存知でしょうか?より短い時間で成績をアップさせるために、脳科学が活用されているのです。

「間違った」「できなかった」とショックを受ける必要はありません。大切なのは、本番で解けることなので、間違ったときには「できていないところを見つけられた!」とポジティブにとらえましょう。

間違えた問題は、スムーズに正解できるようになるまで、間隔をあけながら繰り返し復習することが大切です。そのため、参考書や問題集は、数種類用意するのではなく、1つにしぼって、それを繰り返し復習しましょう。 ちなみに「京進の中学・高校受験TOP∑」では、学習の効率化をはかり、学習を定着させるために、毎週のテスト、月の最後にまとめのテストという流れで、繰り返し復習できるカリキュラムを組んでいます。間隔をあけながら復習するやり方は学習塾でも取り入れられている手法なのです

京進でも東京大学の池谷裕二教授を京進専属脳アドバイザーに迎え、より効率的に学習を進めるために「脳科学に基づく学習法14ヶ条」というメソッドを掲げ、実践しています。人間の脳の働きを意識した学習法となっており、「机に向かう時間のわりに成績に反映されていない」と感じる方は一度試してみるとよいかもしれません。今すぐ実践できる、京進がおすすめする勉強方法をご紹介します。

目標や計画を立てて勉強する

「勉強時間を確保しているけれど、思うように勉強が進まない」、「無駄な時間も多いように感じる」。そんな悩みを持つ方は、具体的な目標や計画がないまま、勉強を始めてしまっていないか確認してみてください。どの教科のどの単元をどのような順番で勉強していくか、まず全体像を把握して、整理する必要があります。以下のように学習ポイントを踏まえて計画を立ててみましょう。

教科書や問題集を見ながら、実際にやるべきことを洗い出せば、何をやればいいかが明確に把握でき、無駄なことをしてしまう時間がなくなります。「英語や数学のテスト範囲を〇日までに復習する」といったざっくりとした計画では、先が長すぎて辛く感じることもあるでしょう。しかし、以下のように細かくスモールステップを意識した計画であれば、モチベーションを維持しやすくなります。

※計画のイメージ
教科英語休憩数学休憩
時間13:45~14:0015分14:15~15:0015分
内容問題集5ページワーク10問

得意な科目から勉強を始める

不得意な教科を克服することは重要です。しかし、集中力を高めるためには、まずは得意科目から勉強を開始するほうが学習効果は高まりやすいといわれています。得意科目であればスムーズに学習が進み、成果が得られやすい勉強をすることで、やる気や集中力が高まるからです。

声に出して勉強する

教科書を読む際や単語帳を使って単語を覚える際などは、黙読ではなく、可能なら声に出して読むことがおすすめです。声に出すことで脳が刺激されてモチベーションも高まり、集中しやすくなります。また、声だけでなく、五感を多く使うと記憶に残りやすくなるので、音声を聞きながら、書きながら暗記するなどもおすすめです。

アウトプット型で勉強する

単語の暗記などただ知識や情報をインプットする勉強方法よりも、問題演習などアウトプットする勉強の割合を高めたほうが、学習効率がアップするといわれています。社会などの暗記科目であっても、ある程度インプットが進んだら、覚えたことを活用して問題を解くアウトプット型の学習を多く行ったほうが、記憶に定着しやすいでしょう。

暗記はタイミングを工夫する

より効果的な学習法として、暗記する際のタイミングを工夫することも大事です。記憶のゴールデンアワーといわれている就寝前の1~2時間前や、食事の前など空腹時に記憶力がアップするといわれているので、この時間帯はなるべく勉強時間にあてること、特に暗記科目を中心に学習するとよいでしょう。

また、習慣化しやすいため、通学中の電車やバスなどで暗記するのもおすすめです。

●効率的な勉強を持続するためのポイント

計画を立てたとしても、「立てたばかりのときしか頑張れない」、「計画通りの勉強が続かない」という方もいるのではないでしょうか。成績をアップさせ、受験で合格を勝ち取るためには、効率的な勉強を継続して行うことが大切です。結果が出るまで無理なく続けるためのポイントを紹介します。

適度に休憩をする

テストまで時間がない場合などは、気持ちがはやるため、休憩せずに長時間勉強をしようとする方も少なくありません。しかし、一気に膨大な学習範囲をこなすのは実際には難しいです。また、眠気に襲われた場合、無理をして学習を続けても、効率的な勉強にはなりません。なぜなら、眠いのに無理をして勉強を続けると、脳はそれを苦痛と感じます。脳は苦痛を忘れようとするため、そのとき学習したことは定着しにくく、せっかくの努力が無駄になってしまう恐れがあります。そのため、眠気を感じたときは、15分ほど仮眠をとるのがおすすめです。15分なら深い眠りに入らないため、目覚めた際に頭が働かない状態になることを避けられます。

勉強する環境を整える

勉強に限らずですが、何か作業に集中したいときは、集中するための環境を整えることが大切です。あえて、自宅ではなく、図書館や自習室を勉強する場所として選ぶ方は少なくありません。それは勉強の妨げとなるものが少ない環境だからです。

最も大きな妨げとなるのは、スマホやパソコン、テレビなどのデジタル機器があげられます。特にスマホは触っていなくても着信があったり、通知がきたり、学習の妨げになりやすいです。勉強中は、スマホはどこかにしまっておくか、別の部屋に置いておくほうがいいでしょう。

勉強を習慣化する

「さあ、勉強をしよう!」と思わなくても、食事をとるように自然と勉強を始められれば、学習をさらに効率化できます。勉強を習慣化するには、まずは実行可能な目標を立てましょう。初めから「毎日5時間家で勉強をする」といった困難な目標では挫折してしまう可能性が高いので、「8時から自習室で1時間勉強する」といったような目標で、時間や場所を具体的に決めるとより習慣化しやすいです

●効率よく勉強を行うために大切なこと

勉強をより効率的に行うために、メンタル面でも以下のような注意点があります。

問題につまずいたら悩み過ぎない

解けない問題があったり、間違ったりすると、落ち込んだり、嫌になったりする方もいるでしょう。しかし、わからない問題があるのは当然のことともいえます。

しばらく考えてもわからない問題については、あまり時間をかけ過ぎずに解答を見て理解するように努めましょう。「なぜわからなかったのか」、「どうアプローチすれば解けるのか」などを分析し、次に同じような問題が出た際にはスムーズに解けるようにします。場合によっては、回数をこなすことで理解が深まり、簡単に解けるようになる問題もあるでしょう。

間違いにはポジティブに向き合う

「間違った」「できなかった」とショックを受ける必要はありません。大切なのは、本番で解けることなので、間違ったときには「できていないところを見つけられた!」とポジティブにとらえましょう。

間違えた問題は、スムーズに正解できるようになるまで、間隔をあけながら繰り返し復習することが大切です。そのため、参考書や問題集は、数種類用意するのではなく、1つにしぼって、それを繰り返し復習しましょう。

ちなみに「京進の中学・高校受験TOP∑」では、学習の効率化をはかり、学習を定着させるために、毎週のテスト、月の最後にまとめのテストという流れで、繰り返し復習できるカリキュラムを組んでいます。間隔をあけながら復習するやり方は学習塾でも取り入れられている手法なのです。

勉強の効率をアップさせるには、脳の働きに即した学習が大切

小学生も中学生も、毎日学校に通い、放課後は習い事や部活などの課外活動もあり、限られた時間の中で勉強する必要があります。たとえ勉強に使える時間が長い場合でも、効率の悪い学習方法では、かけた時間のわりに成果につながりにくいでしょう。

京進の中学・高校受験TOPΣ」では、勉強だけではなく、学校生活も充実させ、さまざまなことにチャレンジしたい子どもたちをサポートするため、脳の働きに注目した効率を重視した学習法を進めています。詳しい資料、無料の体験授業をご希望の方は以下よりお申込みください。

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